
【冷凍貯金】冷凍のプロが秘密にしたい!冷凍庫にストックしておきたい「薬味氷」
料理家・食品ロス削減コンサルタントの佐々木麻衣です
暑さを感じる季節になると、好んで食べたくなるのが冷たい麺類。
しっかり冷やしてツルっといただく瞬間は格別ですよね♪
そんな冷たい麺類レシピに大活躍してくれる薬味氷をご紹介します!
まとめて作っておけば薬味を切る手間も省けラク家事にもなりますよ。
暑い夏にかけて大活躍してくれること間違いなしです!
ぜひチェックしてみてくださいね。
薬味氷のつくり方
つくり方は簡単です!
薬味と一緒に醤油・みりんを冷凍するだけ♪
●材料
薬味 適量
醤油 適量
みりん 小さじ1/2~
●作り方
1.薬味を全て細かく切り、ボウルに入れる。
2.少し浸るくらいに醤油・みりんを加えて全体を混ぜる。
3.ラップをして冷蔵庫で30分程おく。
4.薬味から旨味を含んだ水分が出てきたら軽く混ぜてアイストレイなどに入れて冷凍する。
5.凍った薬味氷は保存袋や冷凍用の保存容器に入れて冷凍保存する。
美味しく消費するために2~3週間ほどで使い切りましょう!
食材の組み合わせは自由自在
大葉やみょうが、香りの強いニラなど組み合わせは様々。
さっぱりといただきたい時はレモンやかぼすの果汁を加えたり、気分によって擦りおろしの生姜やにんにくを加えるのもパンチがあって美味しいです。
具だくさん好きには、きゅうりや茄子の組み合わせもおすすめ。
ボリュームのある薬味氷を作る時は個々の大きさが広いアイストレイを利用すると上手に作ることができますよ。
薬味氷を使った麵つゆ

食べ方は、めんつゆの中に入れるだけ!
少しづつ溶けるたびに程よく薬味が口に入ります。
めんつゆの中に薬味氷を加えることで、汁が冷やされるので冷たい麺を食べたい時は欠かせないアイテムになります。
なんといっても最後まで薄まらずに美味しくいただけるのも魅力のひとつ!
薬味氷はめんつゆ以外にも、利用用途によって水と一緒に凍らせる方法もあります。
同じようにつゆに入れたり、冷たい出汁レシピに加えることで料理作りに役立ちますよ。
ご家庭の食生活に合わせてぜひ取り入れてみてくださいね。
薬味氷にはこんなメリットも

薬味は凍らせても加熱せずにそのまま利用でき、美味しく食べることのできる野菜のひとつです。
冷凍時は使いやすいようにカットして保存袋などで密閉して冷凍保存することが一般的ですが、薬味は水分量が少ないものが多く細かく切ることでより乾燥・酸化の影響を受けやすいのが難点。
ですが、今回のレシピのように醤油や水と一緒に凍らせることで、外側からの受けるダメージを減らすことができます。また、美味しく保存できる以外にも乾燥・酸化・冷凍焼けから食材を守ることにも繋がります。
作り方・活用方法も簡単!
これからの季節にぜひご家庭で取り入れてみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・佐々木麻衣
料理家・食品ロス削減コンサルタント・冷蔵庫収納スペシャリスト。
食品ロス削減ガイドブックの食材保存・レシピ監修の他、講座や料理教室の開催。
その他、親子の畑収穫体験を運営しています。
メディア出演や、自治体からの講演依頼も多数。
プライベートでは1児の母です。
年間食費36万円削減をラクラク達成♪【食材の保存方法・冷蔵庫の収納術】の提案が得意です。