【冷蔵庫収納】アルミトレイを使った収納から始めてみませんか?
冷蔵庫収納スペシャリストの佐々木麻衣です。
なにかとお悩みの多い冷蔵庫の収納。
家庭毎に収納する食品や人数も違いますので、それぞれに合った方法があります。
色んな収納グッズがある中で「どれが自分に合っている?」悩む方も多いのではないでしょうか。
今回はおすすめしたいグッズのひとつ「アルミトレイ」を使った収納メリットについてご紹介したいと思います。
これから収納用品の購入を検討されている方は、参考にしてくださいね。
アルミトレイを活用した収納 4つのメリット
冷気の循環を妨げない
冷蔵庫の冷気の吹き出し口は庫内の中央にあり、冷気を循環させることで庫内を冷やしています。
段ごとに吹き出し口がある冷蔵庫も多いので、気になる方はご自宅の冷蔵庫をチェックしてみてくださいね。
この吹き出し口を塞ぐことは冷気の循環の妨げになり、背の高い収納ケースの置きすぎも設置場所に少し工夫が必要になります。
比べてアルミトレーは高さが低いので冷気の入り口を防ぐことがありません。
庫内のどの場所に置いても良いです。
冷気自体は全て食品を冷やすことに流れるため、効率よく冷やすことができます。
冷蔵室の奥行きを活かした収納が可能
冷蔵室は奥行きがあります。
収納量が多くて良いのですが、奥の食品が忘れられがちになることもしばしば。
「奥でいつのまにか痛んでいた。」なんてことも起こりやすくなります。
また、奥の食品が取り出しにくい場面も多くあります。
アルミトレイは長方形でできているものが多く、奥行きのスペースにフィットしスペースを無駄なく活用できます。
また、トレイを引いた時に奥に置いた食品も目に付くので、忘れることもなく痛ませることも防げます。
大きさを問わずに管理ができる
収納用品によっては、固定の食品向けのものや入る大きさが決まっているものが多く、
「もう少し大きければ入ったのに」
「高さが足りなくて入らない」
など応用が利かないものもあります。
冷蔵室は、大小問わず開封した袋物や料理の残り、時には解凍中のものなどその他にも様々な食品が出入りします。
アルミトレイは平らで背が低いシンプルな作りのため、どんなサイズや重さの物にも対応できます。
「開封したもの」「夕食に使うもの」「朝食に使うもの」など、利用用途や種類別にトレーに分けてまとめておくことで管理がしやすいうえに取り出しやすくもなります。
のせた食品がどの方向からも見えやすい点もポイントです。
丈夫なのに軽い、そのうえ汚れが落ちやすい
プラスチック製は油汚れが落ちにくく、ガラス製は丈夫だけど重くて扱いにくいのが悩み。
それに比べてアルミトレイは丈夫なうえ軽くて使いやすく、汚れた時もさっと洗えるので扱いやすいです。
もちろん使わない時は重ねて収納できるのも便利。
また、冷蔵室で解凍を行う際は容器にできた水滴が床を汚してしまったり液漏れをする場合もありますが、アルミトレイに置くことで全て防ぐことができます。
冷凍用の保存袋にも大きさがフィットするのも良いです。
収納以外にも使える!便利な使い方
収納以外にも、我が家ではこんな使い方をしています。
再生野菜=リボーンベジタブル
野菜の切れ端に水を浸けて再生栽培するリボーンベジタブルの容器として利用しています。
我が家では豆苗の再生栽培をすることが多いですが、サイズ感がぴったり♪
隙間には人参や大根を一緒にしています。
食品の冷却・冷凍時間の短縮
アルミの熱伝導の高さを活かして、食品を冷凍する際にはトレイを使って冷凍をしています。
食品をアルミトレイに置いて冷凍室に入れることで、食品の冷凍時間を短縮することができます。
鮮度や栄養価・品質を保つことにも繋がるため、トレイを使った冷凍はおすすめです。
様々な収納グッズがある中で、悩んだり迷ったときはアルミトレイから始めてみてはいかがでしょうか♪
◆記事を書いたのは・・・佐々木麻衣
料理家・食品保存アドバイザー・冷蔵庫収納スペシャリスト。
食品ロス削減ガイドブックの食材保存・レシピ監修の他、講座や料理教室の開催。
その他、親子の畑収穫体験を運営しています。
メディア出演や、自治体からの講演依頼も多数。
プライベートでは1児の母です。
ラクして家計費を減らす【食材の保存方法・冷蔵庫の収納術】の提案が得意です。