貯まる人は絶対しない!元浪費家がやめてよかった「お金が消える習慣」5選

2025/05/25
  • 夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターの節約×投資主婦おこめです。

「なんでお金が貯まらんのやろう」とお悩みの方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう筆者も今でこそ「節約ガチ勢」を名乗り、着実に資産が増えていますが、「めっちゃお金消えてくやん…」と頭を抱えていた浪費家時代があります。その頃にやっていたのが、貯まらないのも当然の悪習慣。

そこで今回は、浪費家を卒業できた筆者が、実際に辞めて効果を感じた「お金が消える習慣」を5つご紹介。一つでも当てはまるものがあれば、ぜひ見直しのきっかけにしてみてくださいね。

1.「今日くらいいっか」が命取り!財布直撃の「つい外食」

一度で数日〜1週間分の食費が飛んでいく外食は、節約の大敵です。

筆者は浪費家時代、週に3回ほど外食をしていました。ご飯を作るのが面倒くさい、疲れた、なんとなく食べに行きたい気分…「迷ったら外食」で、常に予算オーバー。

節約を意識するようになってからは、外食は「特別な日のお楽しみ」と位置付け、普段は自炊に励んでいます。外食は、記念日やお祝い事、友人と会うなど目的のあるときだけに。計画的に楽しむことで、より満足度が高まりましたよ。

2.消えるのはお金だけじゃない!「だらだらスマホ」

時間泥棒のスマホと適切に距離を取るようにしました。

だらだらとスマホを見ていると、気がついたときには「何時間も過ぎていた!」なんてことも。スマホに流れてくる情報を受動的に見て溶かした時間は、過ぎてから「虚無感」として残りました。一日の達成感がないと夜更かしをしてしまうし、さらに生活リズムまで崩れて…と、悪循環そのもの。

ショッピングサイトで余計なものを検索・購入したり、SNSで友人の暮らしぶりがうらやましくなったり、ネガティブなことを考えてしまったり。何もいいことがなかったので、スマホとは距離を取ることに。

アプリや通知を最低限まで減らしたり、すぐ手元に「読みかけの本」を置く習慣をつけたりすることで、ついスマホに手を伸ばしたくなるのを防ぐことができましたよ。

3.一攫千金ねらってました!「ギャンブル」

ギャンブルよりも堅実な「投資」で不労所得を得ています。

出典:写真AC

筆者は「まっとうな投資」を知るまで、宝くじを購入したり競馬に行ったりと、ちょくちょくギャンブルをしていました。スポーツ新聞を分析して競馬の予想に時間をかけたり、「そこに宝くじ売り場があるから」と登山家ばりの理由でスクラッチを買ったり…

しかし、期待してはガッカリの繰り返し。ギャンブルって本当に勝てないんですよね。「投資」に出会ってからは、学んで行動すればするほどリターンとして返ってくるようになりました。

節約×投資で資産4000万円を達成した筆者は、インデックスに連動した投資信託を中心に運用。多少の上下はありますが、心穏やかな日々を過ごしながら資産は着実に増えていますよ。

4.実はあちこち誘惑だらけ!「テレビのつけっぱなし」

浪費家時代を振り返ると、常にテレビがつけっぱなしでした。

当時フルタイム共働きだった筆者は、朝起きてスイッチをオン。帰宅すると同時にスイッチをオン。その後寝るまでテレビはつけたままでした。

そこに流れてくるのは、購買意欲をかき立てるCM、レジャー施設や話題の商品、グルメなどを紹介する番組…。テレビを見なくなって思うのは、文字通り「誘惑だらけ」だったということ。

また、「子どもが生まれたら新築マイホーム」とか、「もしものときに保険で備えよう」とか、ステレオタイプ的な考えもテレビから刷り込まれていたのかも?と気づきました。

現在は、見たい番組があれば録画機能やTVerを活用しています。必要なとき限定で使うことで、誘惑を浴び続けないようコントロールしています。

5.満たされない心が財布を空にする!「とりあえずアウトレット」

浪費家時代は「お金を使うこと」が趣味であり、娯楽でした。

出典:写真AC

当時は、「なんとなく暇だな〜」と感じると、アウトレットやショッピングモールへ出掛けていました。服やバッグ、小物などを購入しては、タンスの肥やしに。買ったのに着ない服もたくさん所有していました。

その後お金と真剣に向き合うようになり、着ていない服、今後も着る予定のない服をごっそり処分。たくさん払ってきた金額を考えると身を切る思いでしたが、痛みを伴ったことで、その後は必要なものだけを買えるようになりました。

現在は、一軍の服やアイテムだけに囲まれる暮らしが心地よすぎて、商業施設へ出かけるのは「目当てのものを買うときだけ」になりましたよ。

以上、浪費家を卒業できた筆者が、実際に辞めて効果を感じた「お金が消える習慣」を紹介しました。今から振り返ると、どれも「そんなことしていたら貯まらなくて当然!」とわかることばかりですが、渦中にいた当時は本当にわからなかったんですよね。

一度「習慣」になると、何の疑問も持たないまま繰り返してしまうもの。もしも、今までより少しでも「お金を貯めたい」とお思いでしたら、今一度習慣を見直してみるとよい変化があるかもしれませんよ。

◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターおこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。住まいは2LDKの賃貸アパート。