
【節約】業スー・コストコ頼らなくてOK!普通のスーパーで食費を下げるコツ5選
サンキュ!STYLEライターの節約×投資主婦おこめです。
「節約=業スーやコストコをフル活用!」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。筆者は、特別なスーパーの特別な商品を買わずとも、「普通のスーパー」で食費をおさえています。
節約のコツは、ズバリ「買い方」と「使い方」にあり。そこで今回は、一般的なスーパーをうまく活用している、わが家の食費削減のコツをご紹介。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
1.「出かける前」のひと工夫!メモが相棒
買い物に行く前に作るスマホのメモで、「とりあえず買い」をやめました。

「あ、コレおいしそ〜」と思いつきで買い物すると、ついつい予算オーバーしてしまいますよね。そこで筆者は、出かける前に食品ストックを確認し、必要なものをリストアップ。むだ買いゼロを目指しています。
買い出しメモは、売り場順に食品を書き上げることで、時間のむだ遣いや買い忘れも防ぐことができますよ。どうしても時間のないときには、冷蔵庫内の写真を撮ってから出かけます。
メモや画像を相棒に出かけることで、「必要なものだけ」を買えるようにしています。
2.安くて栄養たっぷり!わが家の「スタメン食材」
加工食品より安く栄養価も高い、肉・魚・野菜などの「生鮮食品」を中心に買っています。

生鮮食品に対して加工食品は、人件費や製造にかかるコスト、保存やパッケージにかかるコストが上乗せされています。また、「時短」の付加価値があるため販売単価が高く設定されていることもしばしば。
そこで筆者は買い物の際、できるだけ「生鮮食品」を中心に買うようにしています。そして、ラクして自炊を継続するため、調理の工程はできるだけシンプルに。
肉や魚などは塩こしょうで焼くだけでも十分ですし、野菜は生のまま食べたり、チンして調味料をかけたりするだけでも素材の味が感じられておいしいですよ。野菜とタンパク質がたくさん取れて、栄養バランスはバッチリです。
ピザ、グラタン、フライドポテトなどの加工食品によくある「おいしいけれど炭水化物と脂質に偏っているもの」は、スーパーでは買わずに「外食時のお楽しみ」と割り切って楽しんでいます。効率よく栄養をとれる食品を選ぶことで、食費を抑えています。
3.節約の味方!「PB商品」は普通のスーパーでも要チェック
特別なスーパーでなくても、「プライベートブランド」をフル活用しています。
イオンなら「トップバリュ」、SEIYUなら「みなさまのお墨付き」、筆者が愛用している平和堂なら「くらしモア」「E-WA!」など、普通のスーパーにもプライベートブランドは存在しているかと思います。
プライベートブランドと大手メーカーの商品と比べると、たいてい1〜2割安い価格で販売されています。これは、メーカーの広告費や流通コストが抑えられるからです。
実際に筆者も、プライベートブランドのマヨネーズのパッケージ裏を確認したところ、「製造者は大手メーカー」だったことがあり、驚いた記憶があります。品質はそのままで魅力的な価格の商品は、節約の強い味方といえるでしょう。
4.実はコスパ最強?!「地場産野菜」を見逃すな
食品売り場の端にある「地場産コーナー」こそ、掘り出し物の宝庫です。
筆者は普通のスーパーを利用する際、第一に「地場産コーナー」の野菜のラインナップを確認しに行きます。そこには、流通コストを抑えたお求めやすい価格の野菜が並んでいるからです。
また、規格外の野菜も狙い目です。「ちょっと形が悪い」とか「大きさがバラバラ」といった理由で安くなっている、味はそのままのおいしい野菜が手に入ることも。
国産の野菜を安く手に入れられる「地場産コーナー」は、普通のスーパーだからこその強みでしょう。
5.「フードロス」こそ節約の敵!買ったものは使い切る
買い物に行くのは、冷蔵庫の中がすっからかんになってからです。

どんなにお得に買えても、冷蔵庫内で腐らせてしまっては、食費をおさえることはできません。そこで筆者は、「使い切れる食品だけ」買うこと、大容量よりも「おいしく使い切れる量」の商品を買うことを心がけています。特に気を付けているのは、
・使い切るまでに鮮度や味が落ちてしまうもの(醤油などの液体調味料、油、冷蔵の食品全般)
・使い切るまでに飽きてしまうもの(○○の素、レトルト食品、インスタント食品)
・冷凍した後、解凍が面倒で使うのが億劫なもの(生肉、鮮魚)
などの食品は、どんなに大容量で安くなっていても、最後までおいしく使い切る自信がないので買いません。
各家庭によって買い物の基準は異なるもの。どんな食品が使いきれずに残りがちか、傾向を探ることでむだは減らせます。「フードロスを制する者は、節約を制す」。これ、テストに出ますよ。
以上、普通のスーパーで食費の節約に励んでいる筆者が実践している5つのことを紹介しました。
とはいえ、業務スーパーやコストコには魅力的な商品がたくさんありますよね。生活圏内にあればもっと活用したかった…そんな筆者は、珍しい食品が欲しいときには業務スーパー、大人数用のパーティー食材や惣菜が欲しいときにはコストコ、といった具合でお世話になっています。
目的に合わせて活用することでむだ遣いを防ぐ。そして、「特別な店に行かなくても、節約はちゃんとできる!」皆さんの参考になれば幸いです。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターおこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。住まいは2LDKの賃貸アパート。