たくさんの服

もったいないと思うことの方がもったいない!

2024/11/14
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あなたが「もったいない」と思う“物事”はなんでしょうか?

一度も袖を通していない、値札がついたままのお洋服。
最後まで読んだら手放そうと思っている本たち。
面白くないと感じたけれど、つい最後まで見てしまう映画。

もったいないからと手放せずにいると、知らず知らずのうちに「本当に大切なモノ」を見失う可能性があります。

フックにぶら下がっているキッチンタオル
kaorinne/gettyimages

なぜ私たちは「もったいない」と思うのか?

このタオルはまだ使えるし、この本は途中まで面白かった。人はそれまでに「時間やお金」を費やした“物事”に「もったいない」と感じやすいものです。

しかし、「本当にほしいモノ」があるのにそれらを我慢していたり、見逃してしまっていたとしたらどうでしょうか。普段過ごしているお部屋は、毎日見ていると風景の一部となってしまいます。多少の汚れやキズも見過ごしてしまいがちです。

そのため、「今の暮らしをより良くするには?」と、新鮮な視点でアンテナを張っておくことが大切です。そうすることで「知らずに損していた」「もっと早く買っておけば良かった」などの後悔からはお別れすることができます。

私たちは過去でも未来でもなく「今」を生きています。もし、間違った使い方をしたと感じたのなら苦しいですが白紙に戻す必要があるのです。

黄色い葉でしおれた屋内植物。観葉植物のケア、問題、ガーデニングのコンセプト。
JJ Gouin/gettyimages

どんな“物事”にもお別れはつきもの

モノを購入するときに「手放し方まで考える」という方は、どのくらいいらっしゃいますでしょうか。粗大ゴミやリサイクルゴミとして出さなければならず、迎え入れる前に知っておきたい情報もあります。

モノ以外にも植物やペット、人間関係などもお別れはつきもの。仕事のプロジェクトや季節のイベントといった“物事”もその中に含まれるかもしれません。

今を生きている私たちは、日々たくさんの選択肢に囲まれています。もし「もったいない」や「めんどくさい」という理由で不要なモノを手放せずにいると、新しいチャンスに出会っても「拾う余白がない」という状態に陥りかねません。

なんとなく粗大ゴミを放置してしまったり、重要でない飲み会に参加したり、だらだらサブスクを続けてしまったりしていませんか。誰よりも大切なあなたの人生を「もっと良いもの」にする覚悟ができると、自然となんとなくの関係性だった“物事”とは方をつけたくなるのです。

若い女性の手が台所で焼くためにフライパンにカボチャを置きました。健康的な食事の概念
Aiman Dairabaeva/gettyimages

終わりに

「愛おしいものを愛でる」時間は至福のひととき。「時間=人生」だからと言って、なんでも効率的にこなすことが正解とは限りません。

人によっては「洗車をする時間」だったり、「お料理をする時間」だったり、「お洋服にアイロンをかける時間」かもしれません。贅沢に時間を確保することで幸福度は高まります。

「もったいない」という感情はこれからの時代にぴったりな考え方です。ですが、モノを手放せず足の踏み場もない状態であれば、それこそ「あなたの人生」の方がもったいないのではないでしょうか。

本当に大切にすべき「もったいない」とはなにかを考え、人生の整理整頓をはじめてみませんか?

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この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター あらちぇ
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