【実例で見る】家族が「自分から片付ける」ためにできる2つのこと
お家の中で過ごす者同士、心地よく暮らすために、
何も言わずとも自分から片付けてもらうためには
どんな仕組みがあるといいだろう・・・?
日々試行錯誤しています。
今回はわが家の実際の反省と改善をご紹介します。
1.使う場所に、使うものの住所をつくる
「物の住所をつくる」
よく言われる事ですよね。これは片付けの基本なのだろうなと思います。
なるべくなら、使う場所に、置く場所《住所》を作ってあげるとなおよしです。
2.その住所には 余白 をつける
物の周りにゆとりがなくギチギチに並べていると、
必要なものが見えなかったり、バランスを崩してものが倒れてきそうで
ちょっとした動作が億劫になったりしませんか?
特に子供たちには
「ちょっと押さえながら置く」とか
「◯◯と兼ねて引っ掛ける」とか
一手間が加わってしまうと途端に元に戻さなくなり、
住所と違う場所に置きはじめ、そして部屋が散らかる…
という悪魔のループができてしまいます。
それを防ぐためにも、家族が使う物の周りにはできるだけ《余白》を持ちたいところです。
【実例】わが家の反省より
実例として、わが家の玄関収納について振り返ってみました。
1.使う場所に、使う物の住所をつくる
使う物・・・コート
使う場所・・・家を出る前
→家を出る前に着るコートを掛けておく場所が玄関先にあると便利だし、
外から帰った時の埃や花粉を室内に持ち込まないためにも、玄関先にコート類の《住所》を作りました。
ここまでは良かったのですが・・・
気がつかないうちに、季節が変わって今はあまり着ていない上着や、
頻繁に着ないけど掛かったままになっているコートなど、どんどん重なり溢れんばかりに。
ハンガーも足りなくなって、服を掛けた上からさらに上着を掛けてしまい、
ますます取り出しにくい状態になっていました。
この状態では子供達もなかなか自分で片付けができません。
この通り。↓
上着は玄関の床に放置されてしまいます。
2.その住所に 余白 をつける
「家を建てた最初の頃は片付けができていたのに、なぜ上着が放置されてしまうようになったんだろう?」
と反省し、その答えは《余白》じゃないかと考えました。
つい、つい、、、同じハンガーに何着かの上着を掛けたくなってしまいます。
そこをグッと我慢。
一つのハンガーに一着だけ。と腹を括ります。
上着も一人1〜2着に絞って、あとはクローゼットへ。
おしゃれを楽しみたい時はクローゼットから持ってきます。
余白があれば、上着を掛けたり外したりもしやすいし
一つのハンガーに一着だから、帰ってきたら空いているハンガーがある。
=片付けるべきスペースが見える。
この目にみえる効果が結構大きいのではないかなと思っています。
子供たちに「自分から片付ける」習慣づくりのためには、
何かをするだけ ではなかなか身につかないものだなと痛感しています。
今回はものを片付ける住所を決めるだけでなく、その周りに「余白」を設けるといいのかも◎
と考えトライしてみました。
声かけと合わせて、やってみていますが、まずまずのスタートです(バッチリとは言い切れない笑)
これからも試行錯誤しつつ暮らしやすくしていきたいです。
《この記事を書いたのは・・・マスダユキ》
子供がいてもすっきりインテリアを楽しめる家づくりを発信中。2児の母。