確定申告の書類

【知らずに損してない?】確定申告した方が得する人4選!

2025/02/18
  • 赤字の浪費家銀行員→住宅ローン完済を実現!マネーと暮らしのスタイリストとして活動中 もっと見る>>

今年も「確定申告」の時期になりました。

「会社員だから確定申告は関係ないかな…。」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?

実は確定申告って「しなければならない人」「した方が得する人」がいること、ご存じでしたか?

今回は、確定申告した方が得する人4選をお伝えします。

知らずに損はもったいない!
自分は当てはまるか、ぜひチェックしてみてください!

そもそも確定申告って?

ファイナンシャルプランナー

毎年この時期になると耳にする「確定申告」。

そもそも確定申告って何でしょうか?

確定申告とは、昨年1年間に生じた所得金額に対する税金を自分で計算し、税務署に申告する手続きのこと。

申告することで、税金を納めるだけではなく、払い過ぎた税金を還付してもらうためにも必要な手続きなんです。

そのため確定申告をすることで払い過ぎた税金を取り戻し、お得になる人も!

では、どんな人が得する人なの?
一緒に見ていきましょう!

得する人① 妊娠・出産・家族の病気など…医療費がかかった人

マタニティマーク

確定申告で得する人、その①は妊娠・出産・家族の病気など医療費がかかった人。
家族の医療費が高額になった場合には「医療費控除」の項目で申告ができます。

申告ができるのは、保険金など受取った金額を差し引いて、その年に支払った医療費が「10万円以上」の場合。
控除できる最高額は200万円です。(その年の所得の合計が200万円未満の場合は、総所得金額等の5%になります。)


特に、妊娠・出産の費用は高額になる場合が多いですが、
産後の疲れから後回しにしてしまうことも多いかと思います。

「医療費控除」の還付は5年遡って申告することも可能なため、ぜひ忘れずに行ってみてください!

得する人② 年の途中で退職した人

退職届

確定申告で得する人、その②は年の途中で退職した人です。

在職中に給与から源泉徴収されている所得税は、1年間同じ職として働いた場合の見込み額となっています。
そのため年の途中で退職し、再就職していない場合は確定申告で払い過ぎた税金を還付してもらえる場合が多いです。

また、退職後に再就職はしたものの再就職先で年末調整を出せていない場合も確認が必要です。
加入している生命保険など「生命保険料控除」の申告ができないか?などもチェックを!

得する人③ 6つ以上のふるさと納税をした人

フルーツ

確定申告で得する人、その③は6つ以上の自治体にふるさと納税をした人です。

6つ以上の自治体への寄付をした場合は「ふるさと納税ワンストップ特例制度」が利用できないため、
「寄附金控除」の項目で申告が必須です!

5つまでの寄付で「ワンストップ特例制度」を行った場合でも、
医療費控除などその他の申告のために確定申告を利用する場合は「ワンストップ特例制度」が無効となってしまうため、忘れずに!

得する人その④ 薬局で市販薬を12,000円以上購入した人

第1類医薬品

得する人その④は、薬局での市販薬を12,000円以上購入した人!

意外と知られていないのが、この「セルフメディケーション税制」!
健康診断や予防接種を受けている人が、1年間のOTC医薬品(税控除の市販薬)の購入額が合計1万2000円を超えた場合に申告できます。
控除額の上限は88,000円です。

医療費控除とセルフメディケーション税制は、同時に利用することができません。
医療費が高額になった年は医療費控除を使うなど、自分の場合は?をよく考えて利用するのがいいですね。

知るか知らないかで大きく差が出るのがお金の知識!

ファイナンシャルプランナー

毎日生活をするだけで、思っている以上にお金がかかる昨今。

だからこそ、お金の制度を知っているか知らないかで大きく差がついてしまいます。

日々、ファイナンシャルプランナーとして様々なご相談を伺う中で一番大切だと感じるのは、
お金の情報にアンテナをはること。

確定申告についても、「私には関係ない…」と思うのではなく、
自分の場合はお得になる人に当てはまってるかな?と是非チェックをしてみてほしいと思います。

制度や税金について、難しく感じて苦手意識を持つ方も多いですが、
ぜひ忙しい毎日の中でもアンテナを張ってみてください!

★この記事を書いたのは…サンキュ!STYLEライター しまおか美鈴
毎月赤字の浪費家銀行員→住宅ローン完済を実現!
マネー(お金)とライフ(くらし)のスタイリストとして活動中のファイナンシャルプランナー。
家事に、育児に、仕事に毎日忙しい女性でも取り入れやすい貯蓄や資産運用の仕組みづくり、頑張りすぎない家計管理のコツを発信しています。

計算中