家計簿と電卓

【家計管理】24年間継続中!「マイ積立て」でやりくりを手放す

2024/11/06
  • 6歳と3歳の姉妹ママ。アラフォーからは「無理せず、ラクに」が家計管理と子育ての合言葉。 もっと見る>>

計画的な家計管理が得意!STYLEライターのまつやま なこです。

前回「年間通して必要な費用は毎月少しづつ用意しておく方法」を「マイ積立て」と呼んで、収入を振り分けていることを記事にしました。

このマイ積立てをはじめてから、細かなやりくりを手放すことができ家計管理がラクに簡単になりました。

今回は24年続けている「マイ積立て」について記事にしたいと思います。

きっかけはおしゃれ心から

美容院

マイ積立てをはじめたのは大学生のころです。

校則から開放されて、おしゃれも楽しめるようになり髪のカラーリングをはじめたとき「カラーリングをするのって、こんなにお金がかかるんだ!」と驚きました。美容院代はアルバイトをしたお金から出すので、1回で1万円くらい。学生には高額です。

そこで3ヶ月に1回美容院に行きたいなら1ヶ月に3500円貯めておけばいいんだ!とひらめき、毎月美容院代を積み立てるようになったのがきっかけです。

それ以来、月に2回の飲み会費、今でいう推し活代など、使う予定があることはその月に使わなくても定額を積み立てるようになりました。

使える額を決めたおかげで飲み会は無駄に参加することもなく、好きな友達と楽しい時間が過ごせたり、ライブにも存分に行くことができて思い出ができました。

美容院代積立ては今でも続けている定番の項目です。

毎月の定額の決め方

貯金箱

毎月何にいくらを積立てていくかの決め方は、年平均で決めました。

家計簿を長く続けてくると、暮らしに必要なものにどれくらいかかるかがわかるようになります。

そして、必要なものは時期やタイミングによって変わることも。

ならばその月ごとに考えるのではなく、12ヶ月通して毎月少しづつ用意すればいいと思い、消耗品費、日用品費、被服費、イベント費、遊び費、長期休み費、お祝い記念費を積み立てることにしました。

毎年3月を締めとして、一年の使った実績と月平均額を確認します。

使った金額が少なくても多くても、その金額になった理由を考えて、次の一年の予算を見直します。

今年は七五三があったらお祝い費が多かったなとか、誕生日プレゼント予算より少ないものだったから余ったなとか。

まずは、月平均を目安に決めるといいと思います。

マイ積立てのメリット

お金の積み木

マイ積立てのメリットは、毎月の細かなやりくりを手放せることだと思います。

毎月の支出に大きな波がでないので「先月はこれだけ余ったのに今月はこれだけしか残らなかった・・・やりくり失敗?!」と一喜一憂しなくてもいい。

来月は日用品をまとめて買いたいから、今までの積立てがいくらあるかな。いくら使えるかな。ポイントアップ日やクーポンが出てる日に買えるように、買うものリストを書いておこう!

と、あらかじめ計画しておけるのもいいところです。

定額を積立ておくことで月々の支出が安定することでストレスも減ります。

お祝い費は社会人になってから作った項目で、20代の頃から続けています。結婚祝いや出産祝いなどに対応できるように用意しておいて良かったです。

40代になった今のお祝い費はこどもの七五三や入園、入学。甥っ子姪っ子の進学祝いや友人の開店、独立祝いなどに変わってきて、人生を彩る役割を担ってくれています。

マイ積立てのデメリット

請求書の山

積立てることで来月使えるお金が増えます。

使えるお金が増えることでつい不要なものも買いがちな場合や、予算は全部使いたい!という場合は結局使いすぎることになるかもしれません。

「必要なものを必要な分だけ買う」が前提にあるから最終的に積立て分が余ることもあるし、不要なものまで買ってしまうことで本当に必要なものにかかるお金の金額がわからなくなってしまいます。

また、純粋に今月いくら使ったかの把握にはならなくなります。

毎月積立て項目にいくら入れるかは定額で、その面では毎月振り分け分は一定です。

しかし、実際に使った金額は数ヶ月または年単位で見るので少し慣れる時間がかかります。

わが家は楽天ヘビーユーザーで、3ヶ月に1度の楽天スーパーセールで必要なものをまとめて買うようにしているので3ヶ月を1クールとしてゆるくとらえています。

考えすぎず楽するためのルールして考える

お気に入り

決めた予算をどれだけうまく使えるかを楽しむためのルールとして、余った分を何に使うかまで考えておけたらいいかもしれません。

例えば、被服費が3月の締めで余りが出たとして、その余り分で欲しいものを買うことにする。

「必要なもの」と「欲しいもの」を分けて考えると、使いすぎを防げるし予算内に収めようとするモチベーションになると思います。

わが家はその年に余った分は、家電の買い替え用貯蓄や旅行貯蓄に補充したり、投資分に回したり、新たに振り分けて余ったからといって使わないように気をつけています。

自分のライフステージやこどもの成長によって積立てる項目も変わってきます。

まずは1000円からスタート

長女が幼稚園の年中になったとき、卒園記念にホテルの苺スイーツビュッフェに一緒に行きたいと思いたち、毎月1000円の積立てをはじめました。卒園時には2万4000円になっているので、今から使うのが楽しみです。

自分や家族に必要で楽しむための積立ては楽しいものです。

まずは1000円から「マイ積立て」を始めてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたのは・・・STYLEライターのまつやま なこ
教育費と老後資金を同時に貯めるアラフォー、姉妹ママ。目的を持って計画的にお金を使うことが得意。投資にも挑戦中。「無理せず、ラクに」が家計管理と子育ての合言葉。

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