
ムダなくお得に。整理収納アドバイザーが実践する“食材まとめ買い&使い切り術”
整理収納アドバイザーのワトコです。「まとめ買いをしてみたけど、結局腐らせちゃった…」「冷凍庫がパンパンになって動かせない…」こんな経験、ありませんか?
食材をまとめて買い込むと、コストパフォーマンスが良く感じますが、実は意外に失敗しやすいポイントも。
「つい買いすぎて冷蔵庫の隅に追いやられた野菜」「見事に賞味期限が過ぎてしまったお肉」など、せっかくのお買い物が無駄になってしまうことも…。
今日は無駄なくお得にまとめ買いができ、食材ロスも最小限に抑えるために私が実践しているまとめ買いと使い切りのコツについてご紹介します。
まとめ買いの失敗を防ぐための3つのポイント
「どれくらい買うべき?」自分の食材消費量を把握しよう

まず大切なのは、「自分や家族がどれくらいの量を食べるか」を知ること。せっかく安いからとまとめ買いしても、使い切れなければ意味がありません。1週間の献立をざっくり立てて、主菜に使う肉や魚、副菜に使う野菜の種類と量を把握してから買い物に行くと、余分な買いすぎを防げます。冷蔵庫の中身の写真を撮ってから買い物に行くのもおすすめです。
食材を無駄にしない!冷蔵庫や冷凍庫を使いこなすコツ

買ってきた食材は、まず冷蔵・冷凍の「優先順位」を決めることがカギ。すぐ使うものは冷蔵庫の見える場所に。すぐ使わない肉や魚は、小分けにして冷凍保存。冷蔵庫は詰めすぎると中が見えにくくなり、結局手つかずのまま腐らせてしまう原因に。7〜8割の収納を意識し、「立てて収納」「保存容器に日付を書く」などの工夫も役立ちます。
必要な時にスグに使える!食材の保存方法を工夫しよう

保存方法を工夫するだけで、使い勝手もぐんとアップ。野菜なら使いやすい大きさにカットして保存、葉物はペーパータオルで包んでおくと日持ちがします。お肉やお魚は1回分ずつラップ&ジッパーバッグに入れて冷凍。味付けまでしておく「下味冷凍」も忙しい日には大助かりです。買ってきてそのまま保存せず、“ひと手間”かけることが、無駄をなくす第一歩です。
在庫を使い切るための「調理日」を作る

まとめ買いをしても、結局使わないで冷蔵庫や冷凍庫に眠らせてしまうのが一番の無駄。そこでおすすめなのが、「調理しまくる日」を作ることです!
この日は、家にある食材をとにかく使って料理してみましょう。例えば、冷凍庫に眠っているお米や食材を一気に消費するために、冷凍おにぎりやお弁当をまとめて作るのも効果的です。
冷凍庫の中に余っている野菜も、一人鍋用にまとめて冷凍保存しておくと、少量ずつ使えるので便利です。
調理するだけでなく、その日作った料理をしっかり食べることで、食材が無駄になることを防げます。特に一人暮らしの方は、食材が余ってしまうことが多いので、使いきるために料理を楽しんで!

まとめ買いを成功させるためには、購入する量の見極めや、食材を無駄なく使い切る工夫が重要です。冷蔵庫や冷凍庫のスペースを有効に使い、食材の保存方法を工夫することで、無駄を減らすことができます。また、実際に「調理しまくる日」を設けて、食材を使い切ることが、まとめ買い成功の秘訣です。
これらの方法を実践することで、食費を抑えつつ、食材を余すことなく楽しめるようになります。毎日の食事がより豊かに、効率的に管理できるようになるはずです。次回のまとめ買いに向けて、ぜひ試してみてくださいね!
記事を書いたのはワトコです。
整理収納アドバイザー。海外風インテリアが好きで「シンプルで快適な癒し空間を作る」テーマに、毎日が豊かになるライフスタイルと収納術を提案しています。