【子どもへのイライラ】「つい怒ってしまう」は自分で止められる!
チャイルドコーチングアドバイザーで、サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。
どんなお母さんも、子どもにイライラすることがありますよね。
イライラが募って怒り爆発、後で自己嫌悪に陥った経験のある方も多いのではないでしょうか。
この「怒り」を自分で止める方法があります。それは「自分に3つの質問をする」です。
【1】自分のコンディションは悪くないか
まずは「心身のコンディションは悪くないか」、自分に聞いてみてください。
寝不足である、職場でイヤなことがあった、とても疲れている……など、なにかしら子育て以外の理由が出てくると思います。
子どもの言動は怒りの引き金に過ぎず、本当のイライラは別のにあるのかもしれません。
だとしたら、対処すべきは根本の問題です。
子どもに怒っても寝不足は解消しません。ましてや職場でのイヤなことも解決などできませんよね。
すごく疲れているなら、なによりも休養を最優先に。
【2】イライラ・怒ることで「どんないいことがあるか」
「怒ると自分にいいことがあるか」も、自分に問いかけてみましょう。
本当に伝えたいことが、子どもに十分伝わるでしょうか。または、本当の意味であなたのこころはスッキリするでしょうか。
お気づきかと思いますが、あんまりいいことってないんですよね……。
怒る代わりになにをするかまで考えなくても大丈夫です。「声を荒げるのは得策ではないのでは?」と立ち止まれたらOK。
【3】怒るかわりにエネルギーをなにに使いたいか
怒るってエネルギーが必要だったりします。それもご存じのはず。
「怒りのエネルギーを他のことに使えるとしたら、なにをしたいか」、自分に質問してください。
どうせならカラオケで発散したい、掃除をしてスッキリしたい。あるいは体力気力ともに温存しておきたい……。
おのずとポジティブな行動が浮かんでくるはずです。
イライラや怒りにパワーを使うのはもったいないですよね。
イライラ・怒りは「自分からのSOS」
誰だって子どもにイライラなんてしたくないし、怒りたくもありません。
怒りは「二次感情」、その裏には先に癒すべき「一次感情」が存在します。
イライラや怒りは、自分の内側からのSOSです。辛いのか悲しいのか、それとも苦しいのか。まずはご自身に目を向けて、最優先でケアしてあげてください。
自分のこころが落ち着けば、子育てのイライラや怒りをコントロールできるはずです。
■この記事を書いたのは…山名美穂
チャイルドコーチングアドバイザー、全米/日本NLP協会認定マスタープラクティショナー、LABプロファイルプラクティショナー
コーチングや心理学NLPの考えをベースに、子育てや女性のマインドの記事を中心に書いています。
*NLP=神経言語プログラミング。脳とこころの取り扱い説明書とも言われる、実践的心理学です。