高齢者は「脱水」になりやすい!5つの理由と予防法とは

2024/06/13
  • 子育て・マインド分野を得意とするWEBライター。チャイルドコーチングアドバイザー、ライフコーチもっと見る>>

チャイルドコーチングアドバイザーで、サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。

子育て世代にとって、子どもが育つにつれて気になってくるのが高齢になった親のこと。実は、高齢者は脱水になりやすいとご存じでしたか。親に長く健康でいてもらうために、高齢者が脱水になりやすい理由5つと、その予防策を知っておきましょう。

高齢者が脱水になりやすい5つの理由

高齢者が脱水になりやすい理由には、下の5つがあります。

・体の中に保持できる水分量が少ない:
成人では体の60%以上が水分ですが、高齢になると体の中に保てる水分量が50%程度になります。若い人と比べ水分貯蓄量が10%低いため、高齢者はもともと脱水状態になりやすい体であると言えます。

・口の渇きを感じにくい:
高齢になると「口渇中枢(こうかくちゅうすう)」が鈍って渇きを感じにくくなり、摂取する水分が減って水分不足につながります。

・腎機能の低下:
加齢による体内の水分を調節している腎臓機能の低下も、脱水になりやすくなる原因のひとつです。

・水分が摂りづらい:
高齢になると食欲が低下したり、嚥下障害(えんげしょうがい)が起こったりして、水分が摂りづらくなることがあります。

・失禁や介護を気にする:
失禁などを避けるために、水分摂取を控えることがあります。また、介護を受けている場合、夜間にトイレの介護をしてもらうことを気にして、水分を摂るのをためらうこともあります。

高齢者の脱水を予防する方法

高齢者は脱水になりやすいだけではなく、脱水になっても自覚症状に乏しい傾向にあります。次のような方法で脱水を予防しましょう。

・必要な水分を知る:
高齢者には1日に約2.5Lの水分摂取が必要とされています。食事などから1.3Lほど摂取できるので、それ以外で1.2L 程度飲むようにしましょう。必要な水分摂取量は、その人の体重などにより少しずつ異なります。

・こまめに水分を摂る:
喉が渇いていなくても、こまめに水分を摂るようにします。150mlを8回に分けて飲むと、上に書いた1.2Lを一日で摂れます。

・エアコンなどで部屋を快適に保つ:
エアコンなどを適切に使って、室内の湿度や温度を整えましょう。特に夏は、室内でも水分不足から熱中症になるリスクも上がるため注意が必要です。若い人より暑さを感じにくい、冷房は体に悪いと思っている、電気代を気にするなどの理由からエアコンを使いたがらない高齢者もいます。その場合、周囲も協力して環境を整えるのが大事です。

「気をつけて!」だけでは伝わらない「脱水」についての知識をシェアしよう

本人も気づきにくい、高齢者の脱水や水分不足。ただ「脱水に気をつけて!」「水分を摂って!」というだけでは、その必要性が十分には伝わらないこともあります。親の考えや意見を聞きながら、水分摂取の大切さを共有できるといいですね。

■この記事を書いたのは…山名美穂
チャイルドコーチングアドバイザー、全米/日本NLP協会認定マスタープラクティショナー、LABプロファイルプラクティショナー
コーチングや心理学NLPの考えをベースに、子育てや高齢の親、女性のマインドの記事を中心に書いています。
*NLP=神経言語プログラミング。脳とこころの取り扱い説明書とも言われる、実践的心理学です。

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