【児童書】絶対読みたい!小学校中学年向けオススメ3冊
主婦の身近なことなら何でも書く、サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。
この記事では、小学校中学年(3・4年生)にオススメの児童書をピックアップします。
「ミルキー杉山のあなたも名探偵」シリーズ
杉山亮の「ミルキー杉山のあなたも名探偵」シリーズ。
シリーズ全ての本が子どもたちに人気です。
学校の図書室にあることも多いかもしれません。
名探偵ミルキー杉山と一緒に謎を解く、「読者参加型」のお話。
ユニークで、ちょっとナンセンスなストーリーと語り口が、多くの子どものこころを掴みます。
本選びに迷ったら、まずコレ!
しっぱいにかんぱい!
「しっぱいにかんぱい!」を始めとする「かんぱい!」シリーズは、本来小学校低学年向けですが、読書が苦手だったり、習慣化していないお子さんにおすすめの児童書です。
「これから本を読んでいこう」というお子さんは、文字が大きく挿絵の多い、短めの物語から読み始めましょう。
「かんぱい!シリーズ」は、小学生が主人公、内容も身近なものばかりで、読み手の子どもが共感しやすいのが特徴です。
このシリーズに限らず、子どもは感情移入しやすい学校が舞台の本を好む傾向にあります。
ふたりのロッテ
両親の事情で、別々に育った双子の女の子が再会する物語。
文字は小さめ、物語は長めです。
ストーリー自体はシンプルですが、その奥に描かれたメッセージが深い!
大人にもファンが多い、優れた書籍です。
個人的には、保護者の方にぜひ読んでいただきたい!
【番外】スカイエマの挿絵
スカイエマは、児童書や一般書の挿絵や装画を多く描くイラストレーターです。
中学年向けの本には、「林業少年」・「翔太の夏」などがあります。
現代風で、アニメーション映画のキャラクターを思わせる人物画。
躍動感あふれる動きや、繊細な感情の描写が美しいイラストが特徴です。
児童書におけるイラストは、思いのほか大切。
文章の間の絵は読書の小休止になるし、表紙が魅力的か否かで、子どもがその本を手に取るか取らないか決まることもあります。
イラストを描いている人にも、ぜひ注目してください。
優れた児童書がいっぱい!
世の中には、大人向けの小説に引けを取らない優良な児童書がたくさんあります。
その世界に触れないのは、絶対にもったいない!
簡単な物語からでいいので、お子さんを本の世界へいざなってあげたいですね。
長い小説を読む時間がない忙しいお母さんも、児童書なら読みやすいはず。
親子で一緒に、児童書を読んでみませんか?
■この記事を書いたのは…山名美穂
サンキュ!STYLEライター。主婦の身近なトピックをマルチジャンルで執筆中。ウェブ記事執筆・掲載実績多数あり。小説も書きます。文章大好き専業主婦。