【育児の悩み2】時間の管理が苦手(小学校高学年女子)

2020/12/22
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チャイルドコーチングアドバイザーで、サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。

みなさんの育児のお悩みを、チャイルドコーチングアドバイザーの立場から一緒に考えます。今回は小学校高学年女子のお母さんから。つい「早く宿題しなさーーーい!」と言ってしまうとのことですが……。

時間管理が苦手な娘。そのペースに振り回されてしまう

小学校高学年の女子です。物事の時間配分・優先順位をつけるのが苦手なようです。宿題を始めるのに時間がかかったり、お風呂になかなか入らなかったり……。

わたしにも食事を作るタイミングや、下の子の予定があります。「宿題をしなさい」「お風呂に入りなさい」と言うのですが、結局は娘のペースに振り回されて、イライラしてしまいます。

目標は「子どもの管理」ではなく「家族が快適に暮らす」こと

お母さんを悩ましているのは、本当に娘さんの行動なのでしょうか。家族のスケジュールがうまく進まない・時間が足りない・予定が立たない……実はそういうことに困っているんじゃないかな、と感じました。

それらを自分ひとりで解決しなければという責任感が、「子どもに指示命令して物事を動かす」思考につながっていませんか。

やるべきことをできている子どもに、指示する必要はない

多少取り掛かる時間が前後しても、毎日宿題はするし、就寝までにお風呂にも入る。娘さん自身は、現状に大きな困難や問題を抱いていないように思います。

やるべきことはしているのに、お母さんからは「〜しなさい」と指示される。理由が分からず不思議に思っているかもしれません。「お母さんが怒っている」印象ばかりが強くなっては残念です。

話し合いは「縦」ではなく「横」の立場で行う

1日のスケジュールに関して「お母さんは、こうしたい。こうなったら嬉しい」と伝え、どうすれば家族がより快適に過ごせるのか、娘さんにも考えてもらいましょう。

親子という縦の関係ではなく、家庭の仲間として対等な立場から話すことで、子どもの自尊心や自発性は育ちます。自分の行動がお母さんの役に立ったと感じられれば、娘さんは喜びを原動力にしてさらに飛躍できるはずです。

「期限つき提案」で子どもの背中を押す

時間の具体的な調整が思いつかないようであれば、「○時の夕食までには、宿題を終わらせてみよう」と提案するのもよいです。時間の区切りを作ってあげると、子どもは自分の目標や行動を明確にできます。

娘さんは宿題をする意欲も入浴の習慣もお持ちです。なにかを強制的に変える必要はありません。新しい生活リズムで「やってみようよ」の気持ちで、娘さんの背中を押すだけです。

子どもが「話を聴こう」と思う、「お願い」のことば

上に書いた「○○までに〜しよう」は、「〜しなさい」と同じ指示命令のように聞こえる場合があります。

「お願いがひとつあるんだけど、話してもいい?」などと前置きしてみてください。ほとんどの場合「いいよ」と返ってくるはずです。

このやりとりで、子どもは親の話を聴く準備をします。子どもに受け入れ態勢ができれば、親の提案に耳を傾けようとする気持ちも高まります。

*記事の内容は、相談者の許可を得て掲載しています。

■この記事を書いたのは…山名美穂
チャイルドコーチングアドバイザー。育児に使えるコーチングやNLP情報を発信しています。
その他マルチジャンルで執筆中。ウェブライティング実績多数あり。文章大好き主婦

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