鮭としいたけの炊き込みごはん

もう失敗しない!おいしい炊き込みごはんを作るポイント3選&加熱は炊飯器にお任せ!簡単炊き込みごはんレシピ2選

2023/10/14
  • 育児料理アドバイザー、食育インストラクター。子供と一緒に作る料理、子供に食べさせたい料理を提案中。もっと見る>>

こんにちは、食育インストラクターで料理家の菅智香です。

ひと品で栄養たっぷりの「炊き込みごはん」。
とてもおいしいですが、ごはんがべちゃっとしたり、
味がイマイチだったり、
おいしくできないことがありませんか?

そこで今回は、炊き込みごはんがおいしく仕上がる、大切なポイントを3つご紹介。
ポイントをおさえれば失敗せず、いつでも簡単に、
そしておいしい炊き込みごはんが作れますよ。

合わせて肉と魚、それぞれを主役にする炊き込みごはんのレシピをご紹介。
ぜひチェックしてくださいね。

炊き込みごはんのポイントは3つ!

おいしい炊き込みごはんを作るためのポイントは大きく3つあります。

1. 米をしっかり浸水する
2. 液体調味料分の水を減らす
3. 油揚げを入れる

1. 米をしっかり浸水する

米は30分以上浸水してから炊き込みごはんを作りましょう。
米にしっかり水を吸わせることで、
米がふんわり、そしておいしくなりますよ。

調味料は米の吸水を妨げてしまうので、
浸水の段階では調味料を入れないでくださいね。

2. 液体調味料分の水を減らす

炊き込みごはんの失敗談で「べちゃっとしてしまった」という声があります。
これは、水分が多すぎたことが原因です。

しょうゆやみりん、めんつゆや酒など、
液体調味料を加える場合はその分、水を減らしましょう。

「しょうゆを大さじ1加えたら、水を大さじ1減らす」というように、
水の量を調整してくださいね。

3. 油揚げを入れる

炊き込みごはんにはさまざまなレシピがありますが、
手軽においしく仕上げるには「油揚げ」を入れるのがおすすめです。

油揚げが加わることで炊き込みごはんに油っけがプラスされ、
コクと旨味が一気にアップしますよ。

具だくさん!鶏肉の炊き込みごはん

茶碗に盛られた鶏肉の炊き込みごはん

鶏肉を使う、具だくさんの炊き込みごはんのレシピです。
炭水化物、たんぱく質、緑黄色野菜を同時に摂ることができますよ。
おにぎりにするのもおすすめです。

材料

米 2合
鶏もも肉 150g
油揚げ 1枚
にんじん 1/3本
しめじ 1パック
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
顆粒だしの素 小さじ1

作り方

(1)米を研ぎ、炊飯器の目盛まで水を入れて大さじ4杯の水を捨て、30分浸水する。

(2)鶏もも肉はひと口大に、にんじんは千切りにする。
油揚げは長さ3等分の細切りにし、しめじは子房に分ける。

(3)(1)にみりん、しょうゆ、顆粒だしの素を入れて全体を混ぜる。

(4)鶏もも肉、油揚げ、にんじん、しめじを入れ通常炊飯する。

(5)しゃもじで全体を混ぜて完成。

旨味たっぷり!鮭としいたけの炊き込みごはん

茶碗に盛られたしいたけと鮭の炊き込みごはん

塩鮭を使う炊き込みごはんのレシピです。
鮭に塩気があるので調味料は少なめにしましょう。
鮭の骨は加熱後に行うと、簡単に取り除くことができますよ。

材料

米 2合
塩鮭 2切れ
しいたけ 4個
油揚げ 1枚
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1

作り方

(1)米を研ぎ、炊飯器のメモリまで水を入れる。
大さじ2の水を捨て、30分浸水する。

(2)しいたけを薄切りにし、油揚げは細切りにする。

(3)(1)にしょうゆ、みりんを入れてひと混ぜする。

(4)塩鮭、しいたけ、油揚げをのせて通常炊飯する。

(5)塩鮭の骨を取り、しゃもじで全体を混ぜて完成。


炊き込みごはんはポイントをおさえて作れば、簡単においしく仕上がります。
あなたの食卓に炊き込みごはんを取り入れてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・菅智香(かんともか)
育児料理アドバイザー、食育インストラクター、受験フードアドバイザー。子どもに食べてもらいたい料理、子どもと作りたい料理のレシピ開発・提案、食品メーカーのレシピ開発等行っています。

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