やってない？よく使うものだからこそ、電子レンジの使い方を再確認しよう！正しい使い方で便利に！安全に！

食育インストラクターで料理家の菅智香です。

電子レンジは食品を温めるのにとても便利なキッチン道具です。身近なキッチン道具だからこそ、正しい使い方をすることがとても大切です。

この記事では、電子レンジを使用する際の注意点をご紹介します。意外とやりがちの注意行動をぜひチェックしてくださいね。

食器に金箔が使われていないか確認！

アルミホイルは電子レンジに入れて加熱するのは危険です。火花がちったり、火災を引き起こす可能性もあるのでアルミホイルは電子レンジには使用しないでください。

そして、意外と見落としがちなのが食器です。食器の一部に金属や金箔が使われているものも、電子レンジで加熱することはできません。電子レンジに食器を入れる際は、食器がレンジ対応のものかどうか、確認してくださいね。

卵をレンジ加熱するなら「膜を破く」

卵は基本的に電子レンジで加熱することはできませんが、ネットで卵のレシピを検索をすると電子レンジを使用しているものがたくさん出てきます。ポイントは「膜を破く」！卵を電子レンジで加熱する場合は殻を割り、さらに膜を破いてからにしてくださいね。

トマトも膜を破いてから！

卵と同様に、トマトも膜に覆われているので、そのままレンジ加熱するのは避けましょう。トマトをレンジ加熱したいときは切ってから、もしくは爪楊枝を使ってトマトの皮に数か所穴をかけてからレンジ加熱してくださいね。

レンジ対応のペットボトルはフタをあけて！

ペットボトルは基本的にレンジ加熱できませんが、昨今は電子レンジ加熱対応のペットボトル飲料も販売されています。レンジ対応のペットボトルであれば、電子レンジを使うことができますが、フタを閉じた状態で加熱するのは絶対にやめてください。容器が破損したり、火傷したりする可能性があり、危険ですよ。

ペットボトルを電子レンジにかけたい場合は、レンジ加熱できるかどうかをラベルで確認し、さらに表示されているワット数と加温時間、加熱方法をしっかり守ってくださいね。

正しく安全に電子レンジを使おう！

電子レンジは食品を簡単に温めることができる便利で身近なキッチン道具です。身近なキッチン道具だからこそ、注意点に気をつけて安全に使う必要がありますよ。やってはいけない行動に気をつけて、電子レンジを安全に使用してくださいね。

◆記事を書いたのは・・・菅智香（かんともか）
育児料理アドバイザー、食育インストラクター、受験フードアドバイザーの資格を保有する料理家。子どもに食べてもらいたい料理、子どもと作りたい料理のレシピ開発・提案、食品メーカーのレシピ開発などをおこなっています。