まな板

まな板の寿命っていつ?意外と知らない、意外とやりがち!まな板の正しい扱い方を確認しよう

2025/03/12
  • 育児料理アドバイザー、食育インストラクター。子供と一緒に作る料理、子供に食べさせたい料理を提案中。もっと見る>>

毎日料理をする、料理家でライターの菅智香です。

自炊するすべての家庭にあるであろう「まな板」。なんとなく使い、なんとなく洗っていませんか?普通のまな板であっても注意点があり、間違えると危険を伴うこともありますよ。

この記事では、まな板の正しい扱い方や買い替えのタイミングをご紹介します。毎日のように使うものだからこそ、今一度、まな板の注意点を確認してみませんか。ぜひ記事をチェックしてくださいね。

肉や魚を切ったまな板を熱湯で洗ってない?

肉がのったまな板

除菌をするなら熱湯!というイメージがあるように、熱湯を使ってまな板を洗えば、殺菌できて安全!と思えるかもしれませんが、肉や魚を切ったときには注意が必要です。

肉や魚に含まれるたんぱく質は高温で固まってしまう性質がありますよ。肉や魚をまな板の上にのせたあと、すぐに熱湯をかけて洗い流そうとすると、たんぱく質がかたまってしまい、汚れが落ちにくくなる可能性があります。肉や魚をのせたあとのまな板を洗う際は水やぬるま湯を使用し、きちんと汚れが落としてくださいね。

どんなまな板でも漂白剤が使えるわけじゃないよ!

まな板を清潔に保つために除菌や漂白剤を使用する場面があるかもしれませんが、漂白剤はまな板の素材によって使用できるものとできないものがあります。木製やゴム製など、さまざまな素材でできているものが販売されているので、注意が必要ですよ。

また、漂白剤が使用できる素材であったとしても頻繁に漂白剤を使用すると、まな板の劣化がすすんでしまうこともあります。使っているまな板が漂白剤を使用できるかどうか、確認をしてから使用してくださいね。

汚れが落ちなくなったら買い替えどき

まな板の傷

まな板は割れる、壊れる、ということがあまりないので、買い換えるタイミングをのがし、ずっとそのまま使用している、というパターンがあるかもしれません。

まな板を買い替えるタイミングの目安は、洗っても、除菌しても、漂白しても汚れが落ちない!落ちにくくなった!というときです。また、まな板の傷が目立つようになった!というときも買い換えのタイミングですよ。まだ使えるから、と買い換えずにそのまま使い続けると不衛生です。前述したような事象が起こったら、まな板を買い替えてくださいね。


毎日のように使う「まな板」。ほぼ毎日使うものだからこそ、正しい扱いを意識してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・菅智香(かんともか)
育児料理アドバイザー、食育インストラクター、受験フードアドバイザー。子どもに食べさせたい料理、子どもと作りたい料理のレシピ開発・提案、食品メーカーのレシピ開発等行っています。

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