ビフォーアフター

世の中から「ダイエット」をなくしたい!ダイエットインストラクターの挑戦

2024/08/02
  • 10kg痩せて読モになった、ママダイエットインストラクター。元・大手学習塾教室長。 もっと見る>>

10kgやせて6年間リバウンドなしのママダイエットインストラクターで、サンキュ!STYLEライターの渡邉有紀です。
ダイエットインストラクターとして、ダイエット指導をしたり、発信をしている私。
そんな私の最終目標は、じつは、世の中から「ダイエット」をなくすこと。
「ダイエット」をなくした先にあるものは?今、ダイエットをしたくて悩んでいる人は、ぜひ知ってほしいことがあります。

ダイエットとは

ダイエット=痩せること。日本では、そう思う人が大半です。
本来のdietという英単語には痩せるという意味はなく、食事や食生活のことを指します。
痩せること、体重を落とすことがすばらしい!という考えは、じつは危険。
食事や食生活を整え、健康を維持することが、本来のダイエット。
実情は、そういった考えは浸透していないように思います。

「ダイエットなんてなくなるべき」

NO!

ダイエットインストラクターとして活動をしてきて、6年。
皮肉なことに、行きつく先は「ダイエットなんてなくなるべき」という考えでした。

ダイエット指導を続けてきて

ダイエット

私の活動の軸には、ダイエットしたい人への個別指導があります。
驚くことに、全くダイエットの知識がなく、一から学びたい人は少ないのが現状です。
どちらかというと、今まで色々なダイエットを試し続けてきて、断片的な知識はあるけれど、理想の体型にはなれなくて悩んでいるという人の方が多いのです。
食事に対する考えは、偏った知識を信じてしまうと、食べることがこわくなり、摂食障害という精神疾患につながってしまう可能性もあります。
ダイエットというのは、本当にデリケートな問題なのに、SNS時代の今は、正しいものも誤ったものも、ごちゃまぜに、たくさんの情報が入ってきてしまうのです。

「健康美」を発信したい

レモン

私自身も、SNSやweb記事などで発信をしていて、「10kg痩せたママダイエットインストラクター」を売り文句にしているので、表現方法などすごく悩むことがあります。
痩せることが正義だと思われないようにしよう。
自分自身も、見た目が痩せることにこだわりすぎて、健康を損ねないようにしよう。
たくさんの人に見てもらうために、ダイエットという文言は使いつつも、内容は、心も体も健康美を叶えられるヒントになるように意識しています。

ダイエットじゃなくて…

世の中からダイエットがなくなった先には、みんなが前向きに自分の心と体と向き合いながら、健康を主軸にして生きることを目標にする未来が待っていると信じています。
2015年には、パリコレで有名なフランスでも、痩せすぎモデルを規制する法律が成立。欧米各国で、そういった規制は少しずつ広がっています。
一方で、日本ではまだBMI16以下の健康的とは言いがたいレベルに痩せているモデルの起用が多く、そういったモデルさんの体型に憧れてしまう人も多いのです。

私自身もBMI16まで痩せて体調を壊した経験もあり、今は健康的な体型を維持できるようにしています。
「ダイエットインストラクターなのにデブ」などと誹謗中傷を受けたこともあります。
でも、そんな雑音に負けてはいけない!

すごく大きい目標だけれど、世の中からダイエットをなくすため、私は挑戦しつづけます。

プロフィール

この記事を書いたのは。。。渡邉有紀
「自分を好きになるダイエット」を発信するママダイエットインストラクター。
サンキュ!STYLEライター。サンキュ!読者モデル。
9歳の息子を育てる母。160㎝57kg→47kgのダイエットに成功し、6年間リバウンドなし!
日本ダイエット健康協会認定インストラクター。元・大手学習塾教室長の経験から「勉強とダイエットは似ている」をモットーとしたダイエット個別指導を行っている。他、web記事、テレビ出演、ラジオ出演等で、スーパーで見つけられる健康美情報を発信。

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