【プロ直伝】材料はたったの２つ！お家で作れる簡単リエットが家飲みに最高

こんにちは。暮らしにまつわるあれこれを幅広く執筆するサンキュ！STYLEライターのあやをです。

今回は、筆者の友人であるフレンチシェフのM氏に教えてもらった、材料２つであっという間に作れる絶品リエットレシピをご紹介します。

リエットってお家で作れるの？

「リエットって、おしゃれなレストランで出てくるやつでしょ？」そんな風にお思いのかたもいらっしゃるのではないでしょうか。それもそのはず、シェフM氏によると「本来リエットという料理は豚肉を何時間も煮ほぐし、冷ましながら脂や調味料を添加していく、とても時間と手間のかかる料理」なのだそうです。いやいや、そんな手間のかかる料理が、本当に家庭で作れるのでしょうか？！

お家で作れる「サバのリエット」レシピ

M氏が在仏修業時代に好きだったという魚を使ったリエット。今回は、日本人に馴染みのある「鯖缶」で作れる簡単レシピを紹介してくれました。

材料 (8ピース分)

鯖水煮（缶詰） 1/2
クリームチーズ　1/2（鯖と同量）
酢大さじ1
しお・こしょう　少々
パンスライスして8枚

お酢やしお・こしょうはどこのご家庭にもあると思うので、リエット作りのために用意するのは鯖缶とクリームチーズの２つだけ。パンはバゲットやカンパーニュなど、お好みのものをご用意ください。

作り方

1. 鯖、クリームチーズ、酢をボールに入れて混ぜる。
2. トーストしたパンにのせる。
3. 上からしお・こしょうを少々。

以上、完成です！！

え？これだけ？と驚いてしまうくらい簡単なレシピですが、食べてビックリ。これが、ちゃんとリエットなんです。混ぜただけとは思えないくらい本格的な味。

鯖缶そのものの味がしっかりしているので、味付けはシンプルでOK。鯖の旨味とお酢のほのかな酸味が感じられ、クリームチーズと合わさることによってまろやかで濃厚に。

程よい塩気とコクで、お酒が進む進む！これとワインがあれば家飲みのレベルが格段にUP！

ちなみに、パンに乗せてからしお・こしょうをするのは、後塩にすることで塩分を抑えられるからなんだそう。しかしシェフM氏が作ったこちらは、こしょうの代わりにパプリカパウダーなどというしゃれたもんがあしらわれております。

「パプリカパウダーなんて家にないけど？」という皆さま、どうかご安心を。

これが、サバのリエット我が家バージョン。パプリカパウダーもおしゃれなハーブも家にない。(これがプロと素人の差)ということで、しお・こしょうだけで作りましたが、十分な美味しさでした！七味唐辛子やカレー粉など、家にある調味料で色々とアレンジしてみるのも楽しそうですね。

「サバのリエット」アレンジは自由自在

今回は水煮缶で作ったものをご紹介しましたが、味噌煮缶で作ってももちろんOK！お酢は、すし酢・米酢・白ワインビネガーなどご家庭にあるものをお好みで。シェフM氏いわく、クリームチーズの代わりにヨーグルトやマヨネーズで作っても大丈夫だそうで、もはや何でもありな感じも否めませんが（？）家にあるもので簡単に作れると思うと試しやすいですよね！

少し上級者向けのアレンジとして、刻んだエシャロットを入れるのもおすすめ！シャキシャキとした歯ごたえが楽しく、一気にお店の味に。パンの他、クラッカーに乗せたり、野菜と一緒にサラダ感覚で食べても美味しそう。