令和６年１０月からスタート！医療費が無料でも薬代が有料になるかも！？

こんにちは！現在調剤薬局薬局の医療事務として働くサンキュ！STYLEライターのせんちゃんです。
令和６年の１０月からスタートした医療費の自己負担の新たな取り組みはご存じですか？
お子様やご自分も選択をしないと医療費の自己負担額が増えてしまうので気をつけてくださいね！

後発医薬品があるのに先発医薬品を希望すると高くなる！！

今回始まった取り組みは後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金を支払わなければならないというものです。
現在医療費が公費負担で無料の方も対象となります。
どの程度の負担になるかというと先発医薬品の薬代からジェネリック医薬品の薬代を引いた差額の4分の1に消費税をかけたものが自己負担額になります。

例えば皮膚科でヒルドイドソフト軟膏を300ｇ処方してもらったとします。
ヒルドイドソフト軟膏の薬代が300ｇだと5550円でヒルドイドソフト軟膏のジェネリック医薬品ヘパリン類似物質油性クリームの薬代が1680円なので差額が3870円になります。この4分の1の金額960円に消費税がかかるので1056円分自己負担額が増えることになります。
ただし副作用が出たことがあるなど処方医が医療上の必要性があると判断した場合、後発医薬品の提供が困難な場合などは選定療養費の対象外です。
令和6年の10月から処方箋の様式も新しくなっているので副作用が出たことがあって薬を変えたくない方は処方医の先生にご相談くださいね。

ジェネリック医薬品に変えてみませんか？

現在調剤薬局で働く私。実は私自身も薬局で働くまでは何となくジェネリック医薬品に不安があったり、高いから先発医薬品のほうがいいのでは？などと誤解をしていました。
こども達もアトピー性皮膚炎やアレルギーもあったので保湿剤をヒルドイドソフト軟膏から変えるのも怖かったのですが、実際に使ってみると逆にジェネリック医薬品のほうが使いやすかったりしてびっくりしたのを覚えています。
たしかに後発医薬品のほうが新しいので同じ成分でも飲みやすく改良されていたり、容器が使いやすくなっていたりするんですよね。
成分や有効性に変わりはないのでこの機会に使っているお薬を見直すのはいかがでしょうか？


■この記事を書いたのは・・・サンキュ！STYLEライターせんちゃん
現在3人の子どもを育てながら教育資金を稼ぐため、多忙にパートで働いてます。実家が寿司屋を営んでおりますので、子どもの頃から食に対しての意識はわりと高く、もちろんお酒も大好き（笑）
日々おいしく楽しく晩酌して毎日がんばっています。