８坪の【狭小住宅３階建て】を選んだ理由４つ

８坪の狭小住宅３階建て旗竿地に、夫・娘２人と住みシンプルライフを目指す整理収納大好き！ライターのmiokoです。

私が８坪の家に住んでいるのには理由があります。

マイホームを取得しようと思った時に、様々な住宅の中から我が家が３階建てを選んだ理由をご紹介したいと思います。

マイホームが欲しい！と思ったけど

主人の仕事の関係と、娘を転校させたくないという理由で土地の高い東京都２３区内に家を購入する事になったんです。

すぐに資金面で壁にぶち当たりました。
東京都２３区。
とにかく土地が高いです。

土地を持っていない私達は自力で購入出来る限界である

①中古マンション
②３階戸建て（狭小）

の２択を迫られました。

ではなぜ、ワンフロアで暮らしやすいマンションではなく狭小住宅３階建てを選んだのでしょうか。

理由①管理費、修繕積立金が無い

分譲マンションを購入すると、必ず管理費と修繕積立金がかかります。

我が家もマンションに住んでいた時は
管理費　17,000円
修繕積立金　7,000円
合計24,000円を支払っていました。

もちろんその分共用部分の清掃をしてくれたり２４時間ゴミが出せたり防犯面が良かったり…マンションのメリットもたくさんあります。

しかし忘れてはならないのは戸建てでも修繕等でお金が掛かる事。
１０年前後で外壁や屋根の塗装や修理が必要ですし、給湯機・水回り・配管の洗浄等も自分で手配しなくてはいけません。

マンションの場合は必ず支払わなければいけないものですが、戸建ての場合はその月の資金状況で多めに貯金したり減らしたり調整がききます。

全て自己管理ですが、全て自由なんです。

理由②駐車場代がかからない

主人は地方出身という事もあり車人間。
我が家のライフスタイルで車は必要だという選択をしました。
狭小３階建てでは大体１階部分が駐車スペースになっています。自分の土地なのでもちろん無料です（固定資産税はかかりますが）

マンションで車を所有する場合は駐車場代も掛かります。
中には管理費に駐車代込みのマンションもありますが、結局はどこかで経費が掛かっています。

我が家の近所の月極駐車場代は約25,000円～30,000円前後。
管理費や修繕積立金を合計すると5～6万弱の経費がかかる事になります。

その分早くローンを支払いたいという考えでした。

理由③子供の足音問題

マンションでは生活音の問題があります。
元不動産屋的に言うと、左右の部屋の生活音よりも上下の部屋の振動が響きやすくトラブルになりやすいです。
２重天井、２重床の高級マンションでも、必ず生活音トラブルは発生します。

しかし、戸建の場合では子供達がいくら走り回っても問題ありません。
子供が二人いる我が家。
生活音に気を遣う毎日より、子供は元気でいた方がいい！
そう思ったんです。

実際、マンション時代に比べると子供の足音に神経を使う事が無くなったように思います。

理由④管理組合がわずらわしい

完全に個人的な主観です。

分譲マンションに住んでいる場合、管理組合があります。
様々な価値観を持った方々と一緒にマンションの管理組合の運営をしていくのってとってもハードだと思います。長く住んでいれば、理事長の役も回ってきます。

以前住んでいたマンションでは１０年前後で発生する長期修繕のいざこざに直面しました。多数決で決めた自分の好みでないバルコニー床の張替えに応じる事もありました。

区分所有の集合住宅に住んでいれば専有部分から（家）一歩出れば共用部分です。
バルコニーを始めポーチ、玄関扉も基本的に勝手に変更する事は出来ないんです。

そしてマンションで一番不安だったのは、建替え時はどうするのかという事。

現在は組合員総数及び議決権総数の５分の４（自治体が再開発という条件付で３分の２）の賛成が必要という要件があります。居住者個人個人で資金状況は千差万別。建替えには大きな費用がかかります。もちろん区分所有者にもこの負担が強いられてくるのは容易に想像出来ますよね。

まとめ

東京ではとにかく土地代が高い。
これに尽きます。

結局は子供の学区内に予算内の土地が偶然見つかった事で、３階戸建を建てる決意がそこで固まりました。

マンションと戸建てに両方住んだ私からすると、一番の理想は

「平屋の戸建て」
都内では土地が高いので不可能に近いですが…。

しかし、現在の私達が最低限叶えられたのが今の家。
身の丈に合った生活です。

必要なものだけに囲まれたコンパクトな暮らし。
好きな家具やインテリアがある温かみのある家。
そんな生活が出来ています。

家族との生活を大切に、今を大切に。
８坪の狭小住宅で、これからもシンプルで丁寧な暮らしが出来たらいいなと思っています。