【食品ロス】食品使い切りパーティーで捨てられてしまう食べ物を救済しよう!
8坪の狭小住宅3階建てに夫・娘2人と住みシンプルライフを目指す整理収納大好き!ライターのmiokoです。
皆さん食品ロスについて考えた事はありますか。私は過去に食品スーパーで働いた経験から毎日売れ残りのお惣菜や賞味期限切れの商品が大量に廃棄されている現実を知りました。食べられるものが大量に捨てられている現実を皆さんはどう感じますか。
食品ロスの現状
食品ロスとは、料理を作り過ぎたりして残る「食べ残し」野菜の皮や茎など食べられる所まで切って捨てる「過剰除去」未開封のまま食べずに捨ててしまう「直接廃棄」された食品を指します。(消費者庁HPより引用)
日本では毎日10トントラック約1700台分の食べられる食品が廃棄されています(約600万トン)これは飢餓に苦しむ人に向けた食糧援助量を上回る数値なんです。世界では全人口77億人のうち8億2100万人が餓えに苦しんでいます。世界人口で9人に1人の割合です。それに対し日本を含む先進国では過剰に生産されて余った食糧が廃棄されてしまっているのです。
食品使い切りパーティーで食品ロスを減らしてみよう
食品ロスを減らす為に家庭で出来る取り組みの一つに「食品を使い切る」事があげられます。中途半端に残った食材や開封したのに少量しか使っていない調味料など家庭の冷蔵庫には多くの食材が眠っていませんか。そんな食材を上手く組み合わせて美味しく食べきる「食品使い切りパーティー」のレシピを料理研究家で食品ロス削減アドバイザーである島本美由紀さんからお伺いして作ってみました。料理苦手な私でも子供と一緒に簡単に楽しく作る事が出来ましたよ。
チーズカレーグラタン
■材料(4人分)
冷凍うどん 2袋
カレーの残り 適量(もしくはお玉2~3杯分)
ピザ用チーズ 30グラム
卵 1個
ドライパセリ 適量
■作り方
①冷凍うどんを解凍し、耐熱皿に入れる。
②カレーを乗せピザ用チーズを散らし、中央に卵を割りいれる。
③トースター(1000W)で焼き色が付いたらお好みでドライパセリを散らす。
残り野菜と余りがちな調味料で野菜スティック
■材料(4人分)
きゅうり、パプリカ、ミニトマト、大根、キャベツなどの残りもの野菜何でも 適量
ディップ
<マヨネーズ焼肉のたれディップ>
マヨネーズ大さじ1
焼肉のたれ大さじ1
<マヨネーズ海苔佃煮ディップ>
マヨネーズ大さじ2
海苔佃煮小さじ1
■作り方
野菜は食べやすく切って器に盛りディップを添える
(その他、チリソース、柚子胡椒、なめたけ、味噌などでも美味しく作れるそう)
特にチーズカレーグラタンが子供達に好評でした。卵を入れる事により濃厚な味でうどんによく合います。また作りたい!と子供達からリクエストがありましたよ。カレーを作った翌日の我が家の定番になりそうです。
野菜スティックは普段生であまり食べない食材に挑戦!「人参って生で食べるとこんなに甘いんだね」と子供達。ディップの味がしっかりしているのでどんな野菜にも合います。しかしピーマンだけは余ってしまいました。パプリカがあればそちらの方が食べやすいかも。子供に人気だったのは焼肉のたれディップ、私は海苔の佃煮のディップがお気に入り。マヨネーズと海苔の佃煮って合うの!?と思いましたが食べてみて美味しい!の一言。組み合わせた事は無いけれどどこかで食べた事のある安心出来る味でした。
食品ロスを減らすために私達が今すぐ出来る事
前述した通り、日本では食べられる食材が日々捨てられています。私達が出来る事は
■買いすぎない
■食べ過ぎない
■おいしく楽しく食べる
こと。
買いだめなどの報道が流れる昨今、果たして大量に買われた食材は全部食べきれているのでしょうか。私は買いすぎないために買い物前に冷蔵庫やストックの食材をチェック。一目で分かるストックの収納を工夫したり、冷蔵庫に在庫のマグネットを貼って管理しています。買い物前にスマホで撮影する事で二度買いや無駄買いを防いでいます。
また、以前は用途の限られる調味料や大容量サイズを買うと余らせてしまう事がありました。現在は定番の調味料で工夫したり適量サイズを買う事で使い切る事が出来ています。調味料は開封後はなるべく早く使うと鮮度を保てますよね。
食品を使い切ると冷蔵庫もすっきりする上に食費の節約にも繋がります。子供が家庭にいる今、食品使い切りパーティーをして楽しみながら食品ロスの事について話してみませんか。
◆記事を書いたのは・・・mioko
狭小住宅3階建てに住む整理収納大好き!11歳と6歳の女の子のママ。
狭いスペースですっきり暮らすコツ、オススメ収納グッズを使った整理収納術をご紹介。