今すぐ掃除して!火事の危険がある○○裏の掃除を忘れずに
8坪の狭小住宅3階建てに夫・娘2人と住みシンプルライフを目指す整理収納大好き!ライターのmiokoです。
掃除機などを使用して日常のお掃除はするけれど、実は忘れていると火事の原因になり危険な場所があるんです。
それはテレビ裏!
テレビ裏が危険な原因とお掃除方法をご紹介したいと思います。
危険なトラッキング現象とは
テレビの裏にはコードなどの配線が多い上、手が届きにくくホコリが溜まりがちです。プラグの上にホコリが溜まったままだとこのトラッキング現象を起こす危険性があります。ホコリは定期的に取り除く、使用しない時はコンセントからプラグを抜くなどしてトラッキングの原因を作らない事が大切です。
トラッキングはいつでも起こる可能性がある
トラッキングの厄介な所は、電気製品を使っていなくても電源がオフになっていてもプラグが入っていれば起こる可能性があるという事。24時間昼夜問わず、又外出時などいつ起こるか分かりません。
全火災の約30パーセントが電気機器の火災
平成30年中、東京消防庁管内では3,972件の火災が発生しています。そのうち電気設備機器などによる火災は1,205件で、前年と比べて53件増加し、全火災件数の30.3%を占めています。
少し古いデータになりますが、東京消防庁が発表したものでも30%近くも電気機器の火災があるのは驚きですよね。全てがトラッキング現象ではありませんが、正しい知識をもっていれば防げた火災もあると思うと知識の備えも大切だなと感じます。
延長コードを使っている場合にも気を付けて
テレビ裏にずっと同じ延長コードを使っていませんか。実は延長コードも耐用年数があります。延長コードの寿命は3~5年と言われています。古すぎるコードもトラッキングの原因に。コードが固くなったり、ねじれたり、熱くなったら取り替えのサイン。新しい延長コードに変えて。
掃除機とモップ類で掃除をしよう
大きなホコリは掃除機で吸い取り、テレビ裏や配線コードはモップを使ってホコリを絡め取ります。電源タップも乾いた布で拭きましょう。私は特にホコリの溜まりやすいテレビ裏をすぐに掃除出来るように無印良品のハンディモップをテレビ横に置いています。裏だけではなく、テレビ台も一緒に掃除する事が出来ます。
たまにはテレビのプラグを抜き、プラグ周りも掃除をして安心安全に使っていきたいですね。知識の備えも自分の身を助けるもの。「テレビ裏」を是非チェックしてみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・mioko
狭小住宅3階建てに住む整理収納大好き!11歳と6歳の女の子のママ。
狭いスペースですっきり暮らすコツ、オススメ収納グッズを使った整理収納術をご紹介。
コンセントに長期間電源プラグを差し込んだままにしておくと、コンセントとプラグとの隙間にほこりが徐々にたまっていき、このほこりが空気中の水分などを吸うことによりプラグの両刃間にわずかな電流が流れるようになります。それが繰り返され、やがて、この部分から火が噴き出し、火災となります。これがトラッキング現象による火災です。