【毒舌コラム】「みんなと違う」はNG、、、?

2020/01/31
  • 自称セブレグラマー。無理せず楽しく支出をセーブし住宅ローン完済後、専業主婦に。3児の育児に奮闘中。 もっと見る>>

こんにちは!
セブレグラマーで3児のママmilanです!

セブレグラマーとは、
セーブとテレグラム(すぐ発信する)の造語です。
貯蓄を守る為、セーブした家計ネタを発信しております。


先日ある新聞の見出しを見て、
とても驚くことがありました。

発達障害について理解を促す内容の記事でした。
内容はとても良かったのですが、
見出しの表現の仕方が
元教員として見ても驚く書き方だったので、
今回は発達障害に触れながら、記事にしたいと思います。

発達障害とは

 発達障害とは、発達障害者支援法には
「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」
と定義されています。

文科省ホームページより


どの障害に当てはまるかは、
その子その子で違いますが、
重要なのは、
脳機能の障害
である点です。

自分が周りと違った言動や行動をしてしまう。
突発的に身体が動いてしまうので、
当人の自覚あるなしに関わらず、
周りの理解が不可欠です。

その理解を広める為に発達障害を記事に
することは、とても大切だと思います。


しかし、
「みんなと同じ」であることが
当たり前で
少しでも違ったことをしたら
おかしい
とも取れる見出しの書き方でした。
(内容はわかりやすく良かったです。)

みんなと同じように
が強調されていますが、
それは違うと感じ、もやもやしていたのです。

脳機能の障害があるなしに関わらず、
少し変わったことをする子どもはたくさんいます。


子どもに関わらず、大人だって
いろいろな人がいますよね。

少し変わったことをすると発達障害、と取られかねない
見出しに疑問を持ったのです。

みんなと同じが苦手

どのような事をもって、
みんなと同じ
だという判断も人それぞれだし、

全ての人がみんなと同じ行動、思考だったら
それはそれでおかしいと思いました。

みんな違うから新しいアイディアも生まれるし、
社会が成り立って行くようにも感じます。


始めにも言いましたが発達障害は
脳機能の障害なので、
周りの理解が不可欠です。

正しい理解が促されることは良いことだと思います。


しかし、あまり障害障害
と言って欲しくない。

ずっと議論されている事でもありますが、
障害ではなく個性として
共生して行きたいです。


娘の話になります。

娘は11月に
「1型糖尿病」
と診断され、
食前のインスリン注射がないと、
生きて行けない身体だと分かりました。


「みんなと同じ」に食事を摂ることが
できない身体なのです。


ただ、
適正な量の
インスリン注射を欠かさなければ、
他の健常な子どもと同じような生活が
送れます。

(その適正な量が難しいのですが、今回は置いておきます)


なので、
「1型糖尿病」は
個性だとされる文献があり、
私も大きく共感しました。


しかし膵臓の正しい機能が失われてしまうので、
膵臓の機能障害であるとも言えます。


インスリン注射が不可欠なのだから、
それを給食前にすることは当たり前。

適切な治療と周りの理解です。



これは私の考えです。

娘の件とは、
大変さや理解の不可欠に大小の差はありますが、
発達障害も
適切な支援と周りの理解があれば、
個性となるのではないでしょうか。

目の前の人を理解してあげることが第1歩

障害である判断のあるなしに関わらず、

この子(人)は、
どういう子なのか向き合う
ということがとても大切だということには
変わりがありません。


どのような個性があって、
どのような支援を要するのか、


それを
ただ障害だから
と終わらせるのではなく、

そのことについて考えていって
欲しいです。


その子(人)の事を理解しようと
思うことが
どの場合でも
お互い気持ちよく生活ができる
第一歩ではないでしょうか。

この記事を書いたのは...
milan
3児のママで元小学校教員。長女は1型糖尿病。
4年で住宅ローンを完済し、現在も貯蓄2000万。
エッセイ本を出版するのが夢。

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