これで貯まる!先取貯蓄の種類を徹底解剖

2020/07/06
  • 自称セブレグラマー。無理せず楽しく支出をセーブし住宅ローン完済後、専業主婦に。3児の育児に奮闘中。 もっと見る>>

こんにちは!
サンキュstyleライターで3児のママmilanです!
住宅ローンを完済後、退職し専業主婦になりました。


住宅ローンを完済するに辺り効果的であった先取貯蓄。
ローン完済後も月8万程先取りで貯めており、残りの夫の収入で生活しています。

そんな先取貯蓄。
どのようなものがあるのか、まとめてみました。

先取貯蓄とは

以前から先取貯蓄を勧めている理由はやはり、貯まりやすいからです。
残し貯めで貯めていけるご家庭は無意識に節約できる素質を持っているのだと感じます。

一方、先取貯蓄のメリットは、残ったお金で生活をしなくてはならないというところです。

残ったお金でどう生活費を組んでいくか。
限られたお給料で赤字にならず、なんとか生活していくことはどのご家庭でも意識していると思います。その限られたお給料を自ら減らしてしまうのが先取貯蓄です。

但し、始めから生活にかかるお金を無視して先取貯蓄額を決めてしまうと、生活が苦しくなります。
まずは5000円程からスタートして無理のない金額に設定していけたらいいと考えます。

給与天引き型の先取貯蓄

振り込まれた給与から振り分けるのではなく、給与から天引きしてしまい、振り込まれるお給料ごと少なくしてしまうのが、給与天引きです。

財形貯蓄

財形貯蓄には種類が3種類あります。

〇一般財形
〇年金財形
〇住宅財形

一般財形は基本的に3年以上。
年金財形は5年以上。60歳から受け取れる財形。
住宅財形も5年以上。住宅購入時やリフォーム時等に引き落とせる財形となっています。

一般財形は税制上のメリットはありませんが、年金と住宅は550万円までは非課税となるので、天引き以外のメリットがあります。我が家はローン完済時に解約しましたが、当時は住宅を購入する予定がなく、一般財形で積み立てていました。

社内預金

今は取り扱う会社が少なくなっているようですが、会社にこの制度があるか確認しておくとさらにお得に先取貯蓄が可能です。

なんと利息の下限が0.5%と定められているのです。これは銀行に預けるよりかなり高利息となります。
ただし会社が倒産した場合、戻ってこないリスクもあるそうなので、よく確認してから始めることをおすすめします。

企業型確定拠出年金

個人型確定拠出年金(イデコ)の企業版です。

こちらも会社によって取り扱いがあると、始めた方がお得です。
天引きされた額に課税されるので、税制上のメリットはかなりあります。

企業によって設定金額の上限が決まっていますので、その金額の範囲ですが、こちらの制度がある場合は活用するとかなりお得に先取貯蓄をすることが出来ます。

積立型の先取貯蓄

給与は振り込まれますが、そこから金額を設定して、引き落としていくのが積立型です。
給与の振込日と同じ日に引き落とし日を設定してしまえば、給与をあるだけ使ってしまうご家庭にはおすすめです。

個人型確定拠出年金

iDeCo(イデコ)と呼ばれる、上記にも述べました確定拠出年金の個人版です。

こちらは自ら証券会社や運用先、決まっている上限内から金額を決めなくてはいけない手間はありますが、1度設定してしまえば後は引き落とされるだけです。
ただし、受け取れるのは60歳以降と決まっていますので、住民税などの課税がないメリットがある一方で、途中でおろすことができないので注意が必要です。

積立NISA

こちらも証券会社や運用先は自ら設定しますが、積立NISAは年に40万円を最長20年間と決まっています。
毎月最高でも3万3333円となります。
こちらはイデコと違って途中でやめておろすことができるので、始めの手続きを終えてしまえば、気軽にできると思います。

積立預金

銀行で積立をする預金です。
現在利率があまり高くないのであまりオススメではありませんが、年に1度、粗品が受け取れる積立預金をしていました。毎年始めた月に家にお届けものが届くので、それが貯める楽しみでもありました。

保険

保険は様々な種類があります。

円建て、ドル建て等の外貨に始まり選ぶ種類がたくさんあるので、FPさんの話を聞いて決めることが1番早くて確実だと思います。

保険は万が一自分に何かあった時の保障がついていることが1番のメリットだと感じます。
こちらに入っておけば、生命保険に入らなくて済むと考えています。

種類としては、
学資保険
変額保険
低解約返戻金型保険
個人年金型保険
養老保険
終身保険(無期、有期)
などがあります。

投資信託などの株式運用

株式などの投資も毎月金額を設定して、積み立てることが可能です。
ワンコイン投資など最近よく聞くようになりました。少額から始められますが、今回のコロナショックや災害の影響をかなり受けますので、確実に手元に残したいお金で運用するには初心者にはおすすめできず、我が家もしていません。
また手数料などの確認も必要ですので、始める時にはある程度知識を持ってから始めることをおすすめします。

我が家の先取貯蓄

今現在取り組んでいる先取貯蓄は、
〇企業型確定拠出年金
〇低解約返戻金型保険(円建て、ドル建て)
〇積立NISA
の4つです。

企業型確定拠出年金は夫が積み立てており、円建ての低解約返戻金型保険は学資保険のかわりに児童手当を充てています。積立NISAも学資保険がわりに積み立てています。
学資保険がわりに使えるものは払込期間が子どもの大学入学前に終わるものと考えています。

15年払いに設定したのと、積立NISAも18年払い込んだ辺りで解約するつもりで始めました。

先取貯蓄を確保しておくと、残りのお金は全て使っても良いという安心感があります。
はじめは各ご家庭で無理のない金額を設定して、貯められたという成功体験を積み重ねていけると自信がつくと思います。そして、金額を徐々に増やして行けたら、自然と貯まる家計になっていることと思っています。

※この記事は個人の感想意見ですので、実際に始める際は詳しく確認してから始めることをおすすめします。

この記事を書いたのは...
milan
3児のママ。長女は1型糖尿病。
4年で住宅ローンを完済し退職。
月収27万で4割貯金達成中。

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