布ナプキンってどうなの?初めて使うなら〇〇からがおすすめ!10年使うママのリアルレポ

2021/06/08
  • 栄養士。「身体に優しい簡単ごはんとおやつ」をコンセプトに執筆、レシピ提案などを行なう2児の母。もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターの内田かずよです。  

布ナプキンってご存知ですか?
生理用のナプキンが布で作られた、繰り返し使うことのできる布製のナプキンです。

サスティナブルな暮らしが注目されるようになり、持続可能なものを選ぶ、プラスティックゴミを減らすなど、今まで以上にエコを意識した暮らしを始めた方も多いのではないでしょうか?
私もその1人です。

エコについて改めて考える中で、10年以上前から利用している布ナプキンも繰り返し使える点から、エコにも繋がり今の時代にもマッチしているのでは?と思い、気になってはいたけどまだ使ったことがない。初めて聞いた!と言う方へ、10年以上愛用するリアルな声をご紹介したいと思います。

初心者さんなら〇〇からがおすすめ!

初めて使う方におすすめなのは、まずは「おりものシート」から使い始めることです。

「布ナプキン=生理用」
と思われる方も多いと思いますが、おりもの用シートも発売されています。

布ナプキン気になってはいるけど、なかなか実践まで踏み込めない方の多くが、
•経血が漏れないか心配
•洗濯が大変そう
などの不安要素があり、まだ試したことがない方が多いのではないでしょうか?

おりもの用なら経血が漏れる心配もなく、経血を落とす必要がないので初めての方でも使いやすいのでおすすめです。

使い方と洗い方

使い方は、一般的なナプキンと同じように自分のショーツに付けて使います。
ボタンで止めるタイプが一般的で、布ナプキンのサイズもおりもの用・昼用・夜用など様々なタイプが発売されています。

メーカーによっては、ショーツの形合わせたタイプも発売されているので、ショーツの形に合わせて選ぶことも可能です。

洗い方は、経血が付着している場合はセスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)を使い汚れを落とします。

洗い方

1、布ナプキンの汚れを水かぬるま湯ですすぐ。(熱いお湯だと経血が凝固してしまうので注意して下さい)
2、容器の中に水500mlに対し、セスキ炭酸ソーダを小さじ1杯(約5g)を溶かし、布ナプキンを数時間か半日つけ置く。
3、水ですすぐか、洗濯ネットに入れ普通の洗濯機ですすぐ。
汚れが気になる場合は、洗濯ネットに入れさらに普通に洗濯機で洗っても大丈夫です。

容器は、中が見えない蓋つきタイプがおすすめですが、100円均一などでも良いので専用に一つ小さなものがあると便利だと思います。

経血ではなくおりもの程度なら、洗濯ネットに入れ普通の洗濯と一緒に洗うだけで洗濯をすることができます。
そのため「お手入れが大変そう」などの理由で、なかなか使えずにいた方や、まず初めてで試してみたい。
という方なら、布ナプキンさえ用意すればすぐに使うことができるので、初心者さんにはおりもの用から試すのがおすすめです。

実際使い心地などってどうなの?

「布ナプキン」と言う名前のとおり、布製なので肌触りは、綿のショーツがあたっているような感じで、どなたでも心地よく使えると思います。

布ナプキンを使っている方は「あたたかい」と言う方が多くいますが、使い捨てナプキンと比べると肌触りの良さから、私もあたたかく感じます。

また一般的によく皆さんが使われる使い捨てナプキンは、化学製品で作られているので、肌が敏感な方や肌が擦れる感じが気になる方もいると思いますが、そのような擦れることによるかぶれがなくなるので、生理中のナプキンによる不快感が軽減されると思います。

経血独自の臭いは、使い捨てナプキンに使われている化学製品と酸化した経血が化学反応してにおいがきつくなる。と言われおり、布ナプキンですとそのようなにおいも軽減されるのもメリットだと思います。

私は、生理中も使用していますが、夜につけ置きしておけば翌朝すすぐだけで干せるので、必要な物さえ用すれば意外と簡単に生活へ取り入れられています。

布ナプキン生活10年。

布ナプキン生活も気付けば、約10年になりました。
私の場合生活に取り入れ始めたきっかけは、生理不順により妊活の一環として取り入れたのがきっかけでしたが、繰り返し使えゴミの削減にも繋がると言う観点からみると、今の時代にもマッチしているのではないかな。と思います。

いきなり全部布ナプキンにした方が、布ナプキンの良さを実感しやすいとは言われてはいますが、無理なく続けられた方が良いと思うので、それぞれのライフスタイルに合わせて始めるのが良いと思います。

是非、ご自身のライフスタイルに合わせて試してみてくださいね。

■この記事を書いたのは、内田かずよ
栄養士。小1・年中2児の女の子母。
【家族を思いやる身体に優しい手作り料理】をコンセプトに発信やレシピ提案をしています。

♦Instagramでは、ママに知ってほしい食のことなどを発信しています。

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