塾講師はアクセサリーをつけない!○○がないと思われない工夫
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
塾講師として長年働いてきた私、勤務先ではアクセサリーを一切つけていませんでした。
職場でアクセサリーをつけること自体が厳禁だったからです。
理由はいくつかありますが、その中には考えさせられるものもありました。
結婚指輪以外のアクセサリーはNG
塾は服装規定の厳しい業界。
学校の先生ならジャージで授業していることもあるのに、塾ではスーツを着ろと言われます。
2つの私塾業界で働いていたことがありますが、どちらも勤務中にアクセサリーをつけることは禁じられていました。
正確には、結婚指輪だけはOK。
太りすぎて結婚指輪が肉にめりこんでしまっている講師を何人か目撃したことがあるので、やむをえなかったのかもしれません。
逆に腕時計はアクセサリーにはカウントされず、「必ず身につけること」となっていました。
時間が正確にわからないと授業に支障が出るからです。
教室にも時計はありますが、黒板のレールの上か黒板側の壁にあって講師は見づらいため、腕時計が必要。
時間が秒単位でわかるものでなくてはいけないとされていたので、シンプルな腕時計を使っていました。
おしゃれな女性講師は、そんな制約の中でも可愛らしさのものあるものを選んでいた記憶があります。
アクセサリーが多いと自信がないように見える
研修で、服装規定について改めて解説されることが何度かありました。
指輪などは生徒にあたってけがをさせるおそれがある、といった理由でも良くないそうです。
他の理由として驚いたのは「アクセサリーをたくさんつけると自信のない人に見られてしまう」ということ。
それまではアクセサリーをつける人を「自分の容姿に自信があるのから着飾りたいのだ」というふうに解釈していたのです。
実際はアクセサリーというものは外見を飾ることで、自分の自信のない部分を隠す効果があるのだと知りました。
今はアクセサリーをたくさんつけている人を見ると「自分に自信がないのかな」「精神的に不安定なのかな」と心配になることがあります。
もちろん、アクセサリーをつけることによってコーディネートにアクセントをつけるとか、別の理由もあるのでしょう。
単純に好きだからつけているならいいのですが、なんとなくたくさんつけたくなる場合は自分の心と向き合ってみる必要があるのではないでしょうか。
TPOに合わせれば問題なし
私が気になるのは、真面目な会議の時などに過度なアクセサリーをつける人です。
アクセサリーが武器やよろいのように見え、なんとなく壁を感じてしまいます。
でも、照明の暗い店でのパーティーで全く光るものを身につけていないと、顔が暗くなりかえって怖い印象に。
そういう時はピアスやネックレスなどを少しでもつけるのがマナーなのかもしれません。
要は、TPOに合わせたアクセサリー選びが大事だということ。
自分の好きなものを楽しむのはプライベートの時と割り切り、たくさん人と会う可能性のある時は注意して選びたいものです。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。