人生の後悔はお金より人間関係!悔いを残さないためにまずしたい1つのこと
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
現在、43歳の私。折り返し地点をすぎて半生を振り返ると、特に後悔しているのは人間関係だなと感じます。
最近も、後悔を覚えるできごとがありました。それをふまえて、今できることを考えます。
死んだ人にはもう会えない
少し前に、大学時代非常に世話になった馬術部の監督が亡くなりました。
部員との仲は良く、部員主催で誕生日パーティーをしたり監督の自宅でのホームパーティーに呼ばれたりと、部活以外の場面でもよくつき合ってもらったものです。
以前から体調がおもわしくなく、外出が減ってきているのを知ってはいましたが、細く長く生きていてくれるだろうと勝手に思っていたのです。
突然の訃報で、私の手は震えスマートフォンを落としそうになりました。
何とか都合をつけてお通夜にかけつけましたが、実感はなく。
途中、降りる駅を間違えたりエスカレーターから転げ落ちそうになったりと、尋常な精神状態ではありませんでした。
闘病の末亡くなった、仲の良いママ友のことを思い出しました。
その1年ちょっと前についでがあったので一緒にランチをしたとき、「今近所で働いているの」などと話していたのがうそのようです。
まだ40代前半でした。
伯父と伯母も、大きな兆候がなくいきなり死んでしまいました。
最後に会ったのは結婚式のときだったと思い出すと、「会いに行けばよかった」と今でも悲しい気持ちになります。
人生の最大の後悔はお金関連ではない
テレビやネットなどでときどき、「人生を振り返って後悔すること」というランキングを目にします。
多くは自分のことを優先しなかったことなど、自分自身に関すること。それに混じって友達と連絡を取って会わなかったことがランクインしていました。
若い頃はなんとなく、「しっかり働いてお金を残さなかったこと」を後悔するような気がしていたものです。
実際は、むしろ働きすぎたことを後悔するというのがランキング結果に出ていました。
私達は生きている間、お金が最も大切だと思いがちですが、稼ぐことを優先してほかのことを犠牲にしてしまうのを後悔するケースが多いと気づきます。
誰かに会いに行くにはお金がかかることがほとんど。ほんの数千円、数百円を惜しんだがために会えなかった人がどんなにいたことかと、ふと考えてしまいました。
会いたい人にはまず連絡を取ろう
私が会いたい人に会えずに終わったケースを振り返ると、少し連絡をさぼっていたのが大きな要因だったと思います。
もっとこまめに電話なりメールなりラインなりすればいいわけです。
義理でのつき合いに時間を取られるくらいなら、嫌な誘いはきっぱりと断って、大事な人に連絡する時間にすればよかったのです。
先日のお通夜では、馬術部の同期や先輩や後輩に会うことができました。
話を聞いていると、何かしらの病気や不調に悩む人がたくさんいることに驚かされます。
変な話ですが、今生きている人はいつか必ず死ぬのです。
その前に会うことができるように、まずは連絡、機会があれば会う約束をすることが大切だと痛感しました。
つい最近、大勢のサンキュ!STYLEライターさんに会えるイベントがあり久しぶりに顔を見ることができてほっとしました。
元気なうちは忘れがちですが、人との出会いは金銭より貴重なものだと肝に銘じて、大切な機会を生かせるよう気をつけようと思います。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。