地域の子ども会はコロナの影響でどう変わった?班長を経験してわかったこと

2023/05/22
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
子どもがいると入らなければならない地域の子ども会。
わずらわしい部分がある一方、子ども達が行事に参加できるというメリットもあります。
昨年度子ども会班長をつとめた私が感じた、コロナによる変化について記します。

行事と仕事が大幅減

班長の仕事が本格的に始まる少し前に、班長全員の顔合わせと今後の予定の伝達がありました。
その際にはいくつもの季節行事が予定されていて、私はそのうちの1つ「ジャガイモ掘り」の係に決定。
ジャガイモの収穫なんてなかなかできないしワクワクするなあと思っていたのですが、コロナの感染状況がなかなか落ち着きません。

「屋外だから大丈夫かな」「でも共同作業だから密になるかも」そんなことを係の班長達で話し合った結果、残念ながら開催は見合わせることに。
新1年生のためにおこなわれていた集団登校も、ソーシャルディスタンスがとれないという理由で廃止になりました。

唯一おこなわれた行事が、12月のクリスマス会。
開催はぎりぎりになって決まったもので、その日の午後は予定が入っていたため片づけのお手伝いはできませんでした。
そのかわり、少しでも盛り上げようと娘と一緒に参加しましたよ。
娘は久しぶりの地域行事で喜んでいました。

連絡がストレスになることも

コロナ流行前、班の連絡は9割方回覧板。
リレー方式で渡していけば自然と連絡が終わるという、アナログで時間がかかるものの気楽な方法でした。
その回覧板も、接触を避けるという意味で廃止に。

かわりに、班長が班員に一斉メールするという形になったわけですが、これが面倒で疲れるのです。
文面を考える手間、連絡先をBCCに入れて送信する手間、個別に返信されてきたメールに答える手間。
スマートフォンの操作が大の苦手である私には、いちいちストレスの種でした。

おまけに途中で連絡先を変えた人がいて、送ったメールが届かないというトラブルも。
失礼にならないよう言葉を選び抜いて書いた手紙を、相手の玄関先にちょっとした手土産と一緒に置いて、ひたすら相手から連絡が来るのを待ちました。
無事相手から新しい連絡先を教えてもらいましたが、かなりの時間と手間を要しましたし気をつかって心をすり減らしたのを覚えています。

現在子ども会班長は次の人に移り、ほとんど仕事はなく名前だけの状態に。
地域との関わりを持てる一方でわずらわしさも多少ある子ども会、今後は負担が減っていくことを期待します。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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