暮らしに役立つ!ズボラ主婦がカレンダーに求める2つのこと

暮らしに役立つ!ズボラ主婦がカレンダーに求める2つのこと

2023/11/28
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
新しい年を迎えるにあたって、欠かせないのがカレンダー。
毎年どういうものを選んだらいいのか悩む人もいるかもしれませんね。
ズボラ主婦の私は、デザインより情報重視。こだわっているポイントを2つお伝えします。

ポイント1:六曜

六曜
このカレンダーは大安が赤字で目立つのも気に入っています。

六曜というのは、「大安・赤口(しゃっく、しゃっこう)・先勝(せんしょう、さきがち)・友引・先負(せんぶ、さきまけ)・仏滅」の6つからなる日の吉凶をあらわすものです。
大安や仏滅はよく知られていますよね。
基本的には大安が最もよく、次に友引がいいとされているので大事なことは大安の日にやることにしています。

ひな飾り

たとえば、鏡餅を飾る日やひな飾りを出す日は大安に。
どうしてもその日が忙しいという場合は先勝や先負の日にすることもありますが、赤口や仏滅は絶対に避けます。
「大安にやる」というルールを決めてしまうと、「できなかったからまた明日」と先のばしせずにすみます。
大安の日は6日に1回しかないので、いつにしようかと迷うこともなくなり助かりますよ。

ポイント2:旧暦の日付

旧暦の日付
「旧8/15」などとあるのが見えます。

現在は太陽の動きをもとにした太陽暦が使われていますが、明治時代より前は太陰暦という月の動きをもとにした暦が使われていました。いわゆる旧暦です。
この旧暦が書かれているカレンダーは貴重。見つけたら必ずチェックします。

今日が旧暦の何月何日か、というのがわかるとなぜいいのでしょうか。
それは、年中行事と深い関係があるからです。
七夕などの行事、地方によってはもともとおこなわれていた時期の旧暦(太陰暦)の日付でもよおすことがあるからです。

七夕

太陽暦と太陰暦では1か月以上のずれがあるので、日付だけスライドさせておこなうと季節感がくるうという事情があるのです。
もともと秋の行事だった七夕は翌月の8月7日におこなう(月遅れ)にして対応していることもありますよ。

月が主役となる行事はずらしようがないので今も旧暦でおこなっています。
十五夜(旧暦8月15日)、十三夜(旧暦9月13日)、十日夜(旧暦10月10日)をいつやるかが一目でわかるのもありがたいですよ。

満月

また、満月になると月の引力の影響でぼんやりしたりだるくなったりと体調に変化が出る人もいるそうです。
私は満月の日にネガティブなことを考えがちになるので、注意するためにも旧暦を参考にしています。
旧暦なら、15日のあたりがだいたい満月とわかるのでいちいち検索する手間がはぶけます。

暦が人の生活に強く影響していた時代、爪を切るのも髪を洗うのも暦の規則にしたがって決められていました。
「なんと窮屈な」とも思いますが、あえて日を定めることで先のばしにならず予定が立てやすいというメリットもあったのではないかという気がしています。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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