白ばかりの部屋にいると疲れる……私が部屋に花を飾る本当の理由

2023/04/12
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
白で統一された部屋、人気ですよね。
清潔感がありスタイリッシュで、明るくて部屋が広く見える、など良いことづくめのように感じられます。
でも私には無理でした。
白が苦手な理由と、花を飾るにいたった経緯をお話しします。

イメージ画像であっても「早く帰りたい」と思う

片づけ関連の記事では「部屋をすっきり見せるには家具などを白で統一するのがおすすめ」なんてことが時々書かれています。
そんな記事に添えられているイメージ画像は、実際すっきりしていますし白の膨張効果で部屋が広く見える感じも。

ところが私の頭の奥の方では、「この家無理です早く帰りたい!」という声が響きっぱなし。
白の分量が全体の半分程度ならそうでもないのですが、写真のように壁も床も家具もほぼ真っ白、といった状態では気持ち悪いくらいの嫌悪感がわきあがってきます。

気のせいではなかった

私が「ここなら何時間もいられる」と思うのは田舎のおばあちゃんの家のような住まい。
いわゆる古民家が大好きで、わざわざ探して出かけることも少なくありません。
そういう家は、ほとんど純粋な白の部分がないのですよね。
多少あったとしても、ぬくもりを感じさせる質感をしています。

もしかしたら、白の無機質な感じが苦手なのかもと思い検索してみると、白い部屋が精神的に悪影響をおよぼすという記事が出るわ出るわ(記事下にリンクを貼っておきます)。
原因の1つは、白が光をよく反射すること。
よく考えると私は、どちらかというと明るい場所が苦手なタイプ。

おまけに白い部屋は病院を連想させることもあり、小さい頃に病気で不安になった記憶とリンクして嫌な気分になるのかもしれません。

少しずつ色の割合を変えていった

ほぼ真っ白の部屋もあります。ここには緑のラグをしきました。

現在住んでいる家は壁が白で床がアイボリー。
全体的に白っぽい色で、夫が住んでいた家に転がり込んだばかりの新婚当初はカーテンまで白。
その後カーテンは茶色に変え、少し落ち着きました。

子どもが生まれた後は、部屋をすっきりさせようと頑張って物を減らしたこともあります。
インテリアなどもなるべく置かないようにした結果、シンプルだけれども非常に殺風景になりました。

その後、子どもに緑を見せるといいとアドバイスされてポスターを購入。
白い壁の面積が減り、シンプルからは遠のきましたが癒される空間になりました。

子どもがめくりたがるので、今は少し位置をずらしています。

ただ、景色がずっと変わらないと飽きてくるのですよね。
子どもが大きくなりいたずらが減ったことから、常に花を活けておく習慣ができました。

時には趣味と違う花も

私が選ぶことが多いのは黄色と紫の組み合わせ。
仏花に多い組み合わせで、小さい頃よく仏壇で見たから安心感があるのかもしれません。

最近、息子のピアノ発表会でピンクの花束をもらい活けたところ、よく目がいくようになり穏やかな気持ちになるのがわかりました。
ピンクは心を落ち着かせてくれるようです。
趣味じゃないなと思うタイプの花でも、気分転換に取り入れてみるのは大事だと気がつきました。

色や光の感じ方には個人差があるので、人によっては真っ白な部屋でも問題ないということもあるでしょう。
もしあなたが白い部屋に違和感を覚えるようなら、試しに花だけでも活けてみてはいかがでしょうか。
生花なら失敗したとしても枯れた時点で処分できるので、比較的取り入れやすいかなと思います。

◆記事を書いたのは・・・danngo
整理収納が苦手な二児の母。いかに楽をするかばかり考えています。見映えを重視することはほとんどなく「使えればいい」が決まり文句です。家事をする時間より、子どもと遊ぶ時間の方が長め。

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