値上げラッシュで家計がピンチ!エシカル消費でできる対策

2023/08/09
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
値上げにつぐ値上げで、出費が増えてしまい家計管理が大変な家は多いと思います。
そんな中で環境や人権に配慮する「エシカル消費」を続けるのは難しい印象。
でも、意識を高く持ちながら買い物しても出費を抑える方法はあるのです。

方法1:見切り品を選ぶ

スーパーなどでもよく見かける見切り品。
一般的な価格の1、2割引のものはもちろん、中には半額以下になっているものもありますね。
消費期限が近づいていたり傷がついていたりして割引になっている場合もありますが、中には形がいびつであったり大きすぎたりする「規格外」のものも。

切って調理するなら大きさや形はさほど問題になりませんから、買わないほうが損かもしれませんよね。
私は買い物の際には必ず見切り品をチェックし、優先的に買うようにしています。
店側も売れにくい商品を買ってもらえて食品ロスを減らせるわけですから、双方にメリットがありますね。

方法2:地元の個人商店を利用する

地元の商店街などに並んでいる、個人商店を利用するのもおすすめです。
野菜、魚、肉、お菓子など特定の商品に特化していることが多く、独自の仕入れルートを持つことで経費を減らして安く売ることに成功している店もあります。
近隣の農家から直接仕入れた野菜などは、特に安くなっていますね。

地元の店を応援することで地域全体を元気にすることができ、大型店に負けて閉店してしまう店を減らすことができます。
いわゆるシャッター街は人の目が行き届かないため犯罪が増えるとも言われていますので、まわりまわって自分の身を守ることにもつながるのです。

方法3:中古品を購入する

一部の例外はありますが、ほとんどの場合「良いものを長く使う」という選択が環境に優しく、人権にも配慮した買い物ができます。
ただ環境に優しいとされているものはたいてい、プチプラと呼ばれる安価な品の数倍くらいの値段。
誰だって自分の生活を守ることを最優先にしたいはずですから、内心良くないかもと思いつつプチプラ商品を買ってしまうのでしょう。

そういう場合に試してもらいたいのが「中古品を買う」という選択です。
状態の良いものでも、中古品というだけで安くなっていることが多いからです。

私は先日、フェアトレード専門の人気ブランド「ピープルツリー」のトップスとボトムスをフリマサイトで購入しました。
購入してから全く使われずに収納されていた死蔵品だったようです。
トップスとボトムスは別々の人から購入。定価より数千円安く手に入れました。
公式サイトでは売り切れていて買えず、あれこれ探していたらたまたま見つけた商品です。

フェアトレードであるなら公式サイトで買わないと意味がない、という意見もあることでしょう。
ただ、売り主は服が好きな人のようなので、私の支払ったお金でまた少し良い服を買ってくれそうな気も。
何か事情があって着られなかった高品質の服を少し安い値段で手に入れ、大事に着るのもエシカルな選択ではないでしょうか。

こう考えてみると、「お金がないからSDGsなんて考えない」というのはただの言い訳にしかならないことがわかるでしょう。
お金をかけずにできることもたくさんあるはずだと前向きに考えて、できそうなことだけやってみるといいと思います。

◆記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。

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