食費節約をやめたらむしろ貯まった!大きな3つの理由とは

2021/03/09
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
節約というと筆頭にあがるのが食費ですよね。
多くの節約達人が食費を抑えて暮らしているのを見るにつけすごいなと思いますが、私は食費節約をやめてからの方が無理なく貯められるようになりました。
大きな3つの理由を考えてみます。

家時間が楽しい

私達が家で過ごす時間のうち、何かを食べている時間というのは結構長いですよね。
朝昼晩の食事におやつを加えると、2時間近くになるかもしれません。
主婦の場合、食事を用意する時間もあるので「食材にふれている時間」はもっと長くなります。
安物の食材ばかりだと、やはりテンションが下がるのですよね。

食費節約時代は、たまに外出した時家に帰りたくなくて夕飯を外食ですませたくなってしまっていました。
家に帰っても冷蔵庫にはもやしとキャベツと魚肉ソーセージしかない、といった状況でやる気がわくかというと……私の場合無理です。
外食は娯楽費とされ夫が出してくれるものだから、外食した方が私自身助かるというのもありました。
でも、夫が出したお金とはいえ我が家のお金にかわりはなく、外食費がかさんで夫の貯金が目減りする事態に。本末転倒です。
今は生協などでちょっと良い肉や魚を買っておくことで、「あのお肉やお魚が私を待っている、帰らなくちゃ!」と思えるようになり外食が激減しました。

月に1回くらい、ややお高めのスイーツを買うのも楽しみの1つ。
家時間が楽しくなってくると、ラテマネーも節約できます。

体調が安定する

食費を節約しようとすると、どうしても栄養が偏りやすくなります。
私は8枚切りの食パンが見切り品になっているのを買って冷凍し、朝昼晩それを食べていた時期がありました。
その頃はやたらと体が重く、体調を崩しやすかった記憶があります。
ご飯を基本にして主菜、副菜、みそ汁を食べるように心がけるようになってから不調は減りました。
健康でいられれば病院代も減りますし、家事ができなくなりふせってしまう日が減ると予想外の出費が減らせます。
体調が安定すると、体型の変化も減ります。
おかげで服を頻繁に買い替えずにすんでいます。

ストレス買いが減る

食費を節約しようとすると、安い食材を工夫して料理しなくてはならないため手間が増えます。
安い食材ばかりを探して買うというのも、面倒なもの。
手間が多い割に節約できる額は少ないので、ストレスがたまります。
私の場合はおいしいものを食べることがストレス解消になるタイプなので、余計にやっかいでした。

行き場のないストレスは、時に爆発して思わぬ衝動買いを招いてしまうことがあります。
普通の精神状態なら必要ないと判断できるものも、ストレスがたまった状態だと不要だとわからず買ってしまうのです。
家に帰ってからはたと必要なかったことに気づき、買ったことを後悔して節約を頑張ろうとするのですが、またストレスで同じことを繰り返してしまいます。
食費をあえて増やすことで、この負のサイクルを断ち切ることができるというわけです。

食費節約を無理なく続けられる人はそのまま頑張れば良いと思うのですが、私のように食費を削ることが向かないタイプの人もいます。
我が家の場合、携帯電話のプラン見直し、余計な保険の解約といった固定費の節約の方が楽に効果を出せました。
もし食費を減らすことが苦痛なら、あえて削らない選択をした方がスムーズに貯蓄を増やせるかもしれませんよ。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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