ご当地給食メニュー【サイダーかん】シュワシュワ感が楽しい爽やか寒天スイーツを作ってみた
こんにちは、整理収納アドバイザーであり、サンキュ!STYLEライターのたろこです。静岡県富士市の学校給食名物「サイダーかん」を作ってみましたので、お届けしたいと思います。
富士市民は皆が知っているご当地給食スイーツ
サイダーかんとは、主にサイダーと寒天を原料とした静岡県富士市の学校給食で提供されているスイーツメニューです。
筆者はその静岡県富士市に住んでおりますが、出身はその隣に位置する静岡市です。しかし、富士市に嫁いで息子の給食表を見るまで「サイダーかん」の存在は知りませんでした。
しかし、夫や富士市に昔から住んでいる友人などに聞いてみると、100%の確率でサイダーかんを懐かしむ声がでてきたことに驚きました。
歴史を調べてみると、昭和40年代に富士市の学校給食栄養士だった紺野祐子さんが学校給食に提供したのが始まりなのだそうです。50年以上の歴史があることにも驚きです。
おいしい「サイダーかん」の作り方
サイダーを入れるタイミングが重要
シュワっとおいしく仕上げるには、サイダーを混ぜる温度が大切です。と富士市のサイトには書かれていました。
毎年、学校からの給食便りにサイダーかんのレシピがのっており、以前にも一度作ったことがあります。そのときはシュワシュワ感をあまり感じることができず、こんなものなのかな?と思ったのですが、それは寒天液の温度が52℃くらいの固まり始めるタイミングでサイダーを入れるということを見落としていたからだと気づきました。
気軽に外に遊びに出れる状況でもなく、そんな中でおうち時間を少しでも充実させるべく小学2年生の次男と、サイダーかん作りに再チャレンジしてみました。
簡単にできる爽やかスイーツのできあがり
よーし、やるぞと意気込んだのはいいけれど、お菓子作りなどほとんどしないタイプなので、実は2回ほど失敗しました。
1回目は、粉寒天の量を間違えて(しかも、1/3の量で)トロトロのジュレ状態に。
しかし、シュワシュワ感はしっかり残っておりこれはこれで美味しかったですし、フルーツポンチを作りたいときなどに、直接サイダーを注ぐよりもサイダーかんジュレを作って混ぜたほうが小さい子もすくって食べやすいかもなと思いました。
2回目は、粉寒天を混ぜて火にかけたときに充分に加熱できていなかったらしく、サイダーを入れようと思った時点で温度が50℃以下になっていました。そのため再度加熱してみたのですが、このときも、ジュレに近いものが出来上がりました。
そして3回目はしっかりレシピ通りに作ることができ(決して難しいレシピではないのですが)子供たちがいつものやつだと言ってくれるサイダーかんを食べることが出来ました。
固まってすぐのほうが、より炭酸のシュワシュワが強く、1晩冷蔵庫に置いたあとに食べたものは、まだシュワシュワ感はありましたが、前日よりは炭酸が抜けている感じがしました。炭酸が苦手な小さなお子様には、少し時間をおいてから食べさせてあげるとちょうどいいかもしれませんね。
息子達も、大好きなサイダーかんが食べられて大喜び。食べているそばから、また作ってねとせがまれました。
◆記事を書いたのは・・・たろこ
整理収納アドバイザーであり、小2と中2、歳の差ボーイズのママ。ポイ活は楽天中心。通算で130万ポイント以上ゲットしているのが密かな自慢。難しい料理や、細かな作業が伴うスイーツづくりも得意ではありません。粉寒天を多めに購入したので、今度は水出し珈琲でゼリーを作ってみたいと思います。
【材料】 水 550ml 粉寒天 12g 砂糖 100g メロンシロップ 大さじ2 サイダー(加糖) 350ml 【つくり方】 1.分量の水で粉寒天を混ぜて火にかけ、よく煮溶かす。 2.砂糖を入れてさらによく煮る。 3.火を止め、メロンシロップを加え混ぜる。 4.容器を水で濡らし、3の寒天液を流し入れる。 5.寒天液の表面がうっすら固まる状態(寒天液の温度が約52℃)まで冷めたら、よく冷えたサイダーを入れてへらでそっとかき混ぜる。 6.粗熱がとれたら冷蔵庫でよく冷やして固まったら出来上がり。