せっかくなので、七草粥を美味しくいただきたい
こんにちは、サンキュSTYLEライターのたろこです
1月7日は七草粥を食べるらしいです。へーー
ここ近年、日本ではインスタグラムをはじめとしてSNSなどでも情報と映像がどんどんと人々に働きかけてくるようになり、昔ながらの祭事なども少し前よりも認識されやすくなっているような気がします。
今日も七草粥食べたよ~との情報があちらこちらで見られました。
でも、七草粥ってそもそもなんでしょう。何のために食べるのでしょうね。せっかくいただくのならちゃんと意味も知って美味しくいただきたい。気になったので調べてみましたよ。
七草粥ってそもそもなんですか?
人日の節句(1月7日)の朝に食べられている日本の行事食
人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野草あるいは野菜が入った粥を食べる風習が奈良・平安時代頃に中国から日本に伝わり、江戸時代に「人日の節句」(七草の節句)として五節句のひとつに定められ、そこから人々の間に定着していったそうです
ただし、「七草」の詳細については記録によって違いが大きいようです。邪気を払い万病を除く占いとして食べると書かれていたり、古代より日本にあった「若菜摘み」という風習が七草の原点とされると書いてあったり。
原点は所説あるようですが、この日に七草粥を食べることで、お正月のご馳走(おせち料理や祝酒)で疲れた胃腸をいたわり、新年の無病息災を願うようになったのは間違いないようです。
ちなみに、五節句とは江戸幕府が定めた式日で、「人日(1/7)」「上巳(3/3)」「端午(5/5)」「七夕(7/7)」「重陽(9/9)」を指します。人日以外は月日の数字がかぶっているんですね。
(春の)七草全部言えますか?
一般的に言われている春の七草は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロです。小学生くらいのときに必死に覚えた記憶があります。
それぞれに身体によいとされる成分(ビタミンや食物繊維など)が含まれていたり、ありがたい効用(食欲増進や風邪予防など)があると言われているそうです。そう聞くと、俄然食べたくなってきましたよ、七草粥。もう朝食はとっくに済ませてしまったので夕飯にいただきましょう(笑)
春の七草に限らず、野菜を7種類入れて作る地方や、野菜以外の具やお餅を入れて7種類とするところもあるそうなので、気楽に家にあるものをベースに作ってみてもよさそうですね。
せっかくなので、簡単に美味しくいただきたい
本当は炊飯器などでお粥として作る方がいいのかもしれませんが、我が家の次男はごはんに何かが混ざっている料理が苦手です。炊き込みごはんやお赤飯もNG
なので、次男以外の家族のために炊いてあるご飯をベースに作りたいと思います。となると、お粥(おじや)ではなく定義としては雑炊となってしまうのですが・・わがやの事情が優先です。
我が家でお粥や雑炊を作るときには、白だしをベースにすることが多いのですが、最近はまっているのがお土産屋さんや産直市場などでよく見かけるだし塩。これをベースにするだけで、旨味が濃厚で美味しくなることは間違いありません。
真鯛のだし塩も、これだけをお湯で割ってもうなる美味しさなのですが、少し甘みが強めなので今回はかき(牡蠣)だし塩をベースに作る予定です。
わがやのとっておきも入れてしまおう
七草粥からはかけ離れてきましたが、マイペースなので続けさせていただきます。夫が広島に出張にいくときに大量に買ってきてもらう干しがき。このままかじってもたまらない酒のおつまみになるのですが、鍋などに入れてもいいだしが出るんですよ。そして牡蠣も栄養が豊富だと言われていますよね。
それでは、わがやでもこれらのだしと干し牡蠣を加えてこれから七草粥ならぬ七草雑炊を作りたいと思います。お正月からの流れですっかり胃がやられている夫も喜ぶに違いありません。