手に入れたら、存在を忘れる前にハードルを下げておく【手持ち花火で実践】
こんにちは、サンキュ!STYLEライターをしている整理収納アドバイザーたろこです。
せっかく買ったもの、いただいたものを使わないまま存在すら忘れてしまうことがあるという方はいらっしゃいませんか?本日は、買ったらまず意識して欲しいことを手持ち花火の整理の事例と共にお届けさせていただきます。
ものを家に入れたら、まず使える状態にしよう
例えば、買ってはみたものの、使うまでが面倒そうなモノ(設定が必要だったり、説明書を読んで組立てたりするもの)をしばらく買ったときのままの状態で置いてあったりしませんか?
整理収納アドバイザーになり、他の方のお宅で気になるようになったことの一つが、箱に入ったままの新品の商品。モノは新品だろうけれど、箱だけがだいぶ劣化しているなと感じることもあります。そして、だいたいそれらは目につきにくいところに置かれていて持ち主はその存在すら言われるまで忘れていたりします。
案外、最初の一回を使うまでのハードルが高かったりするのです。必要にせまられていなければ、また今度でいいかなって思ってしまったら。新しく家に入ってきたモノは定位置がなく、とりあえずどこかに置かなくてはいけなくなります。そしてそのとりあえずは、だいたいが目につきにくく忘れやすい場所になります。そしてそのまま記憶の彼方に。
手に入れたら、その買ったり貰ったりの気持ちが熱いうちに箱や包装を開けて、中のものを使いたいときにすぐ使える状態にしてほしいなと思います。使わなければ持っていても意味がありません。
毎年手持ち花火が余ってしまうのはなぜかと考えてみた
ここで、我が家の例を1つお届けしたいと思います。
子供が小さいと、園やイベントなどでの景品、参加賞などで手持ち花火をいただく機会がとても多いなあと感じます。
子供は花火と聞くと喜んでやりたがるのですが、私にとっては、花火をするということはとても面倒なことのような気がして気持ちに余裕があるときでないとやる気がわいてきません。
夫の帰りが遅いので、私が一人でセットして花火を子供達に分けて火から目を離すこともできず後始末もしてと、なかなか行程が多く忙しいです。
袋に入ったままのたくさんの花火を見てふと思いました。この中身って、ほとんど包装なのでは?と。
しかも、小分けにしてある袋が台紙にテープでべたっと貼られていて(花火のボリュームがあるように見栄えをよくするための技といえばそれまでですが)それを毎回、花火をやる直前に剥がしてゴミとわけてというのはものすごく面倒くさいことだった!とひらめいたのです。
袋を分解してみたら、やはりゴミの方が多かった
たまっている花火セットの袋を開けて、台紙から1袋ずつ剥がしてまとめてみたら、花火本体よりも圧倒的に台紙や袋などのゴミとなる部分の方が多かったです。
花火本体だけをまとめて大きいサイズのジップロックへ入れたら、靴箱に置いてある整理ボックスにすっぽりと収まり、置いておく場所も省スペースになりました。
花火をやりたくなったら、ここからジップロックごと取り出して、小分けになっている袋を開ければすぐに使えます。(湿気が怖いので、小袋は開けずにそのままにしてあります)
これで、おうち花火のハードルがグッと下がったので、今年は夏が終わる前にすべての花火を使いきってしまいたいと思います。
箱や袋に入ったままのモノはありませんか?
このように、先に使いやすい状態にしてあげれば、使わないまま存在を忘れてしまうことも減ってくるかと思います。
そうすれば、無駄が減ります。使わないまま、また同じようなものを買ってきてしまったなどという痛恨のミスもなくなります。
箱や袋に入ったままのモノはないか、ぜひ探して見て、使いたいものはすぐ出して定位置を決めてあげる、使わないものは手放すことも検討してみてください。
ちょっとした心がけで、家の中に空間が広がるのを感じられると思います。
◆記事を書いたのは・・・たろこ
小2と中2、歳の差ボーイズのママ。続く片づけの仕組み作りをテーマに整理収納アドバイザーとして活動をしています。難しく考えすぎずに、少しずつ片づけを進めてみませんか?