そのいびき、放っておいて本当に大丈夫ですか?【睡眠時無呼吸症候群】

2020/10/08
  • 整理収納アドバイザーで二児のママ。食べることが好き、コンビニレビューも書きます。もっと見る>>

こんにちは、重度の睡眠時無呼吸症候群(以下、SAS表記)の診断を受けているサンキュ!STYLEライターたろこです。2年前のちょうどこの時期に重度のSASと診断され、現在もCPAPと呼ばれる装置を毎晩つけて寝ている私が、最近テレビなどでも耳にすることが増えてきたSASについて知っておいて欲しい情報をお届けしたいと思います。

SASって何?息が止まるってどういうこと?

SASとは、(Sleep Apnea Syndrome)の略。日本では、睡眠時無呼吸症候群という名前がついています。

寝ている間に何度も呼吸が止まってしまう病気です。

これは、ずっと止まっているわけではなく(だとしたら生きていられませんよね)、10秒以上息が止まっている状況が一晩(7時間睡眠換算)で30回以上あるかどうかによって判断されます。寝ている間なので、自分ではなかなか気づくことができません。

そのいびき、睡眠時無呼吸症候群かもしれませんよ

家族に言われて、また私のように他の医療検診がきっかけで受診する方もいらっしゃるかと思いますが、まだまだ重要性を感じていない潜在患者さんがたくさんいるとも言われています。

ご自身だけでなく、ご家族に大きなイビキをかく方はいませんか?大きなイビキの合間に突然フゴッという音としばしの沈黙。の後、またイビキ再開。呼吸止まってるんじゃないかと心配になることはありませんか?

私が検査を受けた流れ

私は子供の頃から、いびきをかくと言われてきました。
それは、痩せているときもぽっちゃり体系の今も変わりません。

ただ、いびきが酷くなってきたのは次男を出産した後、体重が急激に増えてからです。

夫から「お前ひどいぞやばいぞ息止まってるぞ」と、
夫婦で睡眠不足気味になり、いびきに関する小さないざこざが増えていきました。

そして、ひょんなことからSASの可能性があると医師に言われ
簡易診断→検査入院→重度のSAS判定からのCPAP療法となりました

私の場合は元々顎が小さく、それが原因で小さい頃からいびきをかいていたのですが
体重が増えて気道まわりに肉がつき空気が通る穴が狭まったことでさらに酷いイビキに移行したと推測されます。

たかがイビキ、されどイビキ。軽く見ていると、大きな健康被害を及ぼす可能性もあります。
SASの可能性もあるということを頭に入れておき、普段からいびきを常にかいている方には、一度簡易検査をおススメします。

どちらの病院にかかればいいのかわからない方のために、下に【無呼吸ラボ】さんのリンクページを貼っておきますね。

一晩で30回以上呼吸が止まるということは

一晩で何度も呼吸が止まっている、つまりしっかりと呼吸できていないということです。酸素が充分に身体や血液に供給できず、身体と頭を休めるための睡眠ができなくなります。睡眠が浅くなることで、夢ばかり見ていたり夜中のトイレに何度も起きてしまったり、そういったちょっとしたことで目覚めやすくなるといった感じです。

寝ている間にも身体に負担がかかり続けることで、日中に強い眠気やだるさ、疲労感を感じたり集中力が続かなくなったりと昼間の活動にまで支障がでてきてしまいます。怖いですね。

CPAP療法って何?

CPAP(シーパップ)療法(持続陽圧呼吸療法)とはSASの代表的な治療法です。

上記画像にあるCPAP装置からホース、マスクを介して空気を鼻から気道に送り続けることで、圧力をかけ気道が塞がらないようにするものです。

酸素をしっかり身体や血液に届けるために気道を常に広げておく、そのための空気を送る装置がCPAPなのです。

重度(一晩で30回以上呼吸が止まっていると確認された人)と認定された場合は保険が適用でき、私の場合は1か月4500円ほどで装置レンタル+1か月に1度の診療を受けています。

詳しくは、サンキュブログ記事をご覧ください

他にも書きたいことはたくさんあるのですが、とにかく長くなってしまうこと必須。

私が、サンキュブロガー時代に13回にわけて長編で書き上げた、SASと診断されるまでに至った経緯とその後についての体験談記事がございますので、もっと色々知りたいという方は【SAS1】から、もう少しだけ知りたい方は、【SAS11】からご覧いただければと思います。

また、CPAP関連会社が運営されているサイトもございます。
PHILIPS(無呼吸ラボ)
TEIJIN(睡眠時無呼吸なおそう.com)
どちらでもとてもわかりやすい説明で読みやすいので、よろしければチェックしてみてくださいね。

個人的には、イビキの原因も判明し、日々の眠気からも解放され、40歳から治療を開始できたことはとても良かったと感じています。

参考サイト:無呼吸ラボ(株式会社フィリップス・ジャパン)、 睡眠時無呼吸なおそう.com(TEIJIN)

※個人的な認識に基づいて書かれているため、おかしい部分などがございましたら教えていただければ幸いです。

◆記事を書いたのは・・・たろこ
整理収納アドバイザー。今回この記事を書いたきっかけは、最近SASが発覚した女性から、私のSASブログを見て励まされたとインスタグラムを通じて1通のメッセージをいただいたことからです。わからないことは不安ですよね。まだまだ情報が少ないSASについて、少しでも知っていただく手助けができればいいなと思います。

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