住所不定なモノが迷子にならないわかりやすい収納を【汚部屋レスキュー】
こんにちは、新米整理収納アドバイザーのたろこです。今回は、小4男子の学用品収納をレスキューしたいと思います
↑山名美穂さんが以前アドバイスしたことを元に、更にオリジナリティを加えた薬箱のレスキュー記事を書いてくれています。感謝。ぜひ、あわせてご覧ください。
お片付けのしがいがありそうですね
今回は、7番の子供の収納ボックス についてレスキューしたいと思います。
こちらを利用しているのは小学4年生の男の子です。
うん、これはお片づけのしがいがありますね。
この状態で、この中に何が入っているのか小学4年生の男の子が言えるのかといえば、きっと答えはNOだと思います。
学校で必要な習字や絵の具のセット、赤白帽、タオル、学校から持ち帰った制作物、図工や習字で使った後の新聞紙らしきものも突っ込まれていますね。洗濯ばさみまで発見。
躊躇せずに、まずはすべてを棚から出しましょう。
さあ分けますよー
そうですね、今回の場合は
1〇今使っているモノ、もしくは1か月以内に確実に使うモノ
2〇必要だけれど、1か月以内には使わないモノ
3〇ここに不要なモノ
4〇ゴミといらないモノ
に分けてみてはいかがでしょうか
そして、1と2を残して3は本来あるべき場所へ戻し、4は捨てましょう
2は他の場所にまとめてもいいとは思いますが、たぶん今回は1だけだと収納スペースがかなりあまると思うので一緒に収納します。1は一番取りやすい特等席におき、2は若干手が届きにくい場所などにおくなど使用頻度にあわせた定位置(住所)決めを意識してみてください。
それでは収納スタート
今回のレスキュー提案はこんな感じです。
まず、こちらの棚は拝見した感じ手前に引き出して使えるものだと思われます。
そしてレスキューする棚の左下にあるものは多分空気清浄機(加湿器)だと予測。
小4のお子様の平均身長133cmに対して高さ60cmの空気清浄機があの位置にあるのだから
上の段はお子様の目線近くまでくるのではないでしょうか。
となると、上段は息子さんが引き出して使うことは難しいと思われます。なので、そのままの棚として使えるように、上段下段バラバラに入っていた絵の具セットや習字セットを上段にまとめ、立てて収納したらどうかと考えました。下段に入っているシューズケースもその隣に立てて収納してみてはいかがでしょう。または、棚の横にフックをつけてひっかけて収納するのも手だと思います。
自立するものはそのまま立てて、余ったスペースには本やノート、ファイルなどを立てて収納してみてはいかがでしょうか。何かを取ったら隣のモノが倒れてしまう状態だと使いづらいので本たてを使います。無印良品そっくりと噂のDAISO白いブックエンドが個人的には好みです。
下の段は、手前に引き出して上からのぞきこむことができる高さだと思いますので無印良品のPPファイルボックスを利用してはいかがでしょう。
こちらはわがやの収納です。IKEAの棚に無印良品のPPボックスを組み合わせて使っています。奥行きは32cm固定で、ご覧のように高さ1/2タイプのものもありますし、横幅が広めのワイドタイプもあるので、棚の高さや幅にあわせて組み合わせの融通がききますよ。
入れたいモノの分類が定まってから、そちらにあわせてちょうどいい大きさの収納グッズを用意されることをおススメします。
また、こちらの棚を利用されているお子様は、たぶんですが面倒なことが苦手で、使わないものでもひとまず空いている隙間に突っ込んでいるようにお見受けします。なので、セリアなどでも購入できる壁にフックをつけてそのままかけられる専用ゴミ箱をすぐ横に設置して、使わないモノやゴミはすぐに捨てられる環境を整えてあげたらどうかなと思います。
それぞれの住所を決めてラベリングすれば迷わない
残ったアイテム(1と2)を使用頻度にあわせてそれぞれのボックスに割り振ってください。
高さ1/2スタンダードのPPファイルボックス手前半分に洗ったハンカチやポケットティッシュ類を収納
空いている奥のスペースに文具のストック品を収納。高さスタンダードタイプにファイルなどを立てて収納
あえて空いたままのボックスを作り、その他、もしくは戻す場所に迷ったときに入れるとりあえず用ボックスを作るのもいいと思います(定期的に見直しが必要となりますが)
そして、見るだけですぐわかるように、ラベルライターやマスキングテープなどを利用して何が入っているのか書いて貼りましょう。
住所が決まっていて、それがすぐわかる状態になっていればそこそこキレイな状態を保てるのではないかなと思います。
よろしければ参考にしてみてくださいね。