習い事の練習をしない子どもの【モチベーションアップ法】

子どものやる気をアップさせたい!親の上手な関わり方とは

2020/01/15
  • IT系・金融系の会社を経営。2児の母。メンタルコーチやアスリートフードマイスターの活動もしています。 もっと見る>>

宿題や習い事の練習をしない子どもにイライラする・・やる気のない小学生のモチベーションアップ方法がわからない・・そんな悩みはありませんか?

メンタルコーチの福田由季子です。

小学生の子どものやる気は、親の関わり方次第で変わります。今回は、子どものやる気アップのために親は何をしたら良いのか、そのヒントをご紹介します。

子どもが宿題や練習をしない!?

いつまでたっても宿題を始めない...
ピアノの練習をしない...
サッカーの自主トレをしない...

子どもが自主的に始めるのを待ちたいと思っていても、なかなかやる気を起こさない子どもについイライラ。「早く宿題をしなさい!」「ちゃんと練習しなさい!」「やる気がないなら習い事をやめてしまいなさい!!」と怒ってばかりの日々が続くと辛いですよね。

では、子どもはなぜ宿題や練習をしないのでしょうか?

子どもが宿題や練習をしないのはなぜ?

まずは、そもそもなぜ子どもがやる気にならないのかを考えてみましょう。たとえば、次のような理由が考えられます。

・宿題や練習がつまらない
・他のことが楽しい
・目標がない
・勉強や練習の目的が見えない
・勉強や練習をしたら(しなかったら)どのような結果になるのかを理解していない

子どもがやる気をなくしている時は、ぜひその理由を考えてみてください。宿題や練習をしないのには、きっと理由があります。

子どものやる気アップのために、まずは今の気持ちを理解してあげることから始めてみましょう。

やる気が出ない時はどうする?親の上手な関わり方

では、宿題や練習がつまらないと感じている子どものモチベーションをアップさせる方法はあるのでしょうか。

やる気をなくしてしまった子どもに対して親ができること、心がけたいことは色々ありますが、今回はその中から2つの方法をご紹介します。

方法1.声のかけ方を変えてみる

子どものモチベーションを上げるために、親の声のかけ方を見直してみましょう。

たとえば、「宿題をしなさい!」と言うのではなく「どの宿題から始める?」と声をかけてみる。そして宿題が終わったら、「今日はいつもより早く宿題が終わったね」と褒めてあげる。たとえ字が多少雑でも、間違いが多くても目をつぶり、できたことを見つけて褒めてあげるというのがポイントです。

怒って宿題や練習をさせても、子どものやる気がアップするわけではありません。親が少し我慢して、長い目で見て根気よく続けてみてください。

方法2.親が一緒に取り組む

「やる気はあるけれど練習に飽きてきた」「モチベーションが下がって身が入らない」という時は、親が一緒に取り組むのもおすすめです。

勉強なら「隣で勉強して資格を取る」、ピアノの練習なら「この曲を弾けるようになる」、自主トレなら「これができるようになる」と、親が同じように目標を決めて一緒に楽しみながら頑張ることで、子どもも楽しく取り組めるようになるでしょう。

実践中!我が家の「子どものやる気アップ法」

我が家では、小学生の息子が野球のために家でストレッチをしています。毎日欠かさず続けてはいますが、飽きて上の空になってしまうことがあるのも事実。そこで、私も「いつまでにこのポーズができるようになる」という目標を決め、息子と一緒にストレッチをしています。

時間を作るのが難しい日もありますが、実際に始めてみると所要時間は10分程度。作れない時間ではありません。親が頑張っている姿を見せることで息子もモチベーションを保てると信じて、一緒に頑張っています。

まとめ

この記事では、宿題や習い事の練習をしない子どものやる気をアップさせるヒントをご紹介しました。子どものやる気が続かないのには、理由があります。まずは子どもの気持ちを理解してあげることから始めてみませんか?


◆記事を書いたのは・・・福田由季子
IT×金融の事業を行う会社を経営。2児の母。銀座コーチングスクール認定コーチ。キッズアスリートのスポーツメンタルコーチとしても活動しています。

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