100均のiPhone用ガラスフィルムは使える?強度や性能を検証

100均のiPhone用ガラスフィルムは使える?強度や性能を検証

2020/05/30
  • IT系・金融系の会社を経営。2児の母。メンタルコーチやアスリートフードマイスターの活動もしています。 もっと見る>>

100均で販売されているiPhone用の液晶保護フィルムを使ってみたことはありますか?100円で果たしてどの程度の性能なのか、気になりませんか?

サンキュ!STYLEライターの福田由季子です。私は今まで何度かiPhoneの画面を割っているため、比較的高性能なガラスフィルムを好んで使っています。しかし、今の100均製品はとても優秀。もしかしたらガラスフィルムも良いものなのでは?と思い、試しに100均のフィルムを使ってみることにしました。

100均のスマホ用ガラスフィルムの仕様

私が試しているのは、GLASS Screen Protectorというガラスフィルム。キャンドゥで購入しました。iPhone X/XS用と書かれていますが、iPhone11Proにも使えます。

パッケージには、このように書かれています。

-ブルーライト32%カット
-表面硬度9H
-飛散防止
-ラウンドエッジ
-気泡が消える

この「ブルーライト32%カット」と「表面硬度9H」について、その性能で十分なのかどうかを調べてみます。

ブルーライト32%カットは適正か?

ブルーライトカット性能について他社製品を調べてみたところ、メーカーや製品によって様々でした。30%台のものもあれば、90%から99%というものもあり、そもそもブルーライトカット加工されていないものも多数あります。

私が先日まで使っていたのは携帯キャリアショップで入手した定価2千円台のものでしたが、ブルーライトカット加工はなし。よく使用している大手デジタルグッズメーカーの製品は、35%または37%が中心でした。

このことから、ブルーライト32%カットというのはそれほど高い数値ではないものではないものの、一定の効果はあるのではないかと思われます。

表面硬度9Hは適正か?

表面硬度とは、文字通り表面の硬さのことをいい、Hというのは鉛筆のHと同じ単位を表します。つまり、表面硬度9Hとは9Hの鉛筆と同じ硬さということになります。

調べてみると、現在、表面硬度9Hと書かれた製品が多く販売されていることがわかりました。大手メーカーの製品には表面硬度9H(高硬度)という記載もあり、表面硬度10Hの製品には「最高硬度」と記載されています。

このことから、表面硬度9Hであれば問題ないと考えられます。

100均ガラスフィルムの良い点・注意点

良い点

100均のiPhone用ガラスフィルムは使える?強度や性能を検証

-周囲はラウンドエッジ加工されており、ひっかかりも気にならない
-指の滑りは問題ない
-指紋がつきにくく、ついても簡単に拭き取れる

注意点

100均のiPhone用ガラスフィルムは使える?強度や性能を検証

-フィルムが青いため、太陽の下では画面がブルーがかって見え、視認性が下がる(室内では気になりません)
-耐久性は未確認

結論:100均ガラスフィルムを使い続けてみます!

今回購入した100均のガラスフィルムは、性能面ではこれまで使っていたものと大きな差はなく、問題なく使えると感じています。太陽光にあたると青くなりますが、室内では気にならないため外出を控えている今は特に問題なし。ただし、生活が変わって外でよく使うようになったら使いづらく感じる可能性があります。

落として試すことはできないので強い衝撃にどこまで耐えてくれるかは不明ですが、しばらくこのまま使い続けようと思っています。

◆記事を書いたのは・・・福田由季子
IT系・金融系の会社を経営。2児の母。銀座コーチングスクール認定コーチ。アスリートフードマイスター。日本園芸協会認定ガーデンコーディネーター&ハーブコーディネーター。キッズアスリートのスポーツメンタルコーチとしても活動しています。

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