エアコンのカビ臭を無くしたい!「くらしのマーケット」を利用してみた:プロのクリーニングで衝撃の汚れが…!
皆さまこんにちは、神奈川県在住のSTYLEライターの堀江麻衣です。
我が家で一番古いエアコンは8年前から使っているものなのですが、昨年あたりから「カビ臭」が気になりだしました。
自分では内部のカビは掃除が出来なかったので、この夏思い切って「プロによるエアコンクリーニング」を依頼することにしました。
本日の記事では、「エアコンクリーニング」のレポートをさせていただこうと思います!
「くらしのマーケット」を初めて利用!トラブルを避けるには?
「使いだしてから8年経ち、臭いが気になりだしたエアコン」をどうにかしたいと、自分で分解して外し、カバーを丸洗いはしたものの…
内部のカビは落とせず、ここまでが限界でした。
やっぱりプロに徹底的にキレイにしてもらいたい!と、業者に依頼することを決めた後、どこにすべきかインターネットで検索することに。
私が調べたなかでは、大手のクリーニング会社だと「1台あたり12,000~15,000円」くらいでした。
結構な金額なので迷っているときに、ふと知人に聞いた「くらしのマーケット」というサイトのことを思い出しました。
そこは「作業を依頼したい人と出店者のマッチングサイト(くらしのマーケットHPより)」ということで、「エアコンクリーニング」のみならず「キッチンやお風呂などのハウスクリーニング」や、「不用品回収」など、お家に関する様々な種類のサービスを扱っているサイトです。
くらしのマーケットのエアコンクリーニングは値段が安い業者もたくさんあり、1台あたり7000円くらいから選べました。
神奈川県にある我が家の近隣でもたくさん登録業者の方がいて、全国各地、住んでいる地域別に探すことができます。
「依頼者と業者のマッチングサイト」という特性上、「トラブルを防ぐために気を付けるポイント」として、出店者の掲載ページ(説明ページ)や口コミを良く読むことが勧められていました(HPより)。
私が選ぶ際も、出店者の方の掲載ページをいくつかを読んでいき、説明が丁寧で分かりやすく、口コミの良かった「クリーンフィールド」(東京都八王子市)という会社にお願いすることにしました。
【クリーンフィールドHP】https://www.osouji-japan.com/index.html
こちらの会社は直接の依頼も受けているそうですが、「くらしのマーケット」を通しての方が安い価格で請け負っているとのこと。
「『くらしのマーケット』では価格競争が起こっているので、自社の価格より安くしているんです。でも、作業内容は同じなので、お得ですよ。」
とお話しされていました。
写真の掲載許可をいただいたので、作業の様子をお伝えしようと思います。
いざ、エアコンクリーニング!
業者によって違うかと思いますが、我が家が依頼した「クリーンフィールド」という会社からは、お一人で作業にいらっしゃいました。
上の写真のように、床にビニールシートを敷いて道具を並べた後に、エアコンのカバーを分解して外し、ビニールのカバーで全体を覆います。
次に、上部のギザギザしたアルミフィン(熱交換器)や、下側のシロッコファン(回転部分)に、薬剤を吹きかけます。
薬をかけてすぐに、茶色い液体が流れてきました。
薬剤を汚れと反応させている間に、カバーやフィルターを洗ってくれました。
洗う場所は、お風呂場やベランダなど、水を使える場所であれば大丈夫だそうです。
その後、高圧洗浄機を使って、エアコン本体に吹きかけた薬剤のすすぎに入ります。
「水道に直接ホースでつなげて洗い流す」のかと勝手に想像していたのですが、バケツに汲んだ水を使っての作業だったので、水場がない場所でも問題ないそうです。
こちらが、高圧洗浄機です。
「これは、エアコンクリーニング専用に作られた高圧洗浄機なんです。
水圧が強すぎるとエアコンを傷めますし、弱すぎても十分にすすげないのですが、これはエアコン洗浄に適した水圧にできるんです。」
とのこと。
「エアコンクリーニング用の高圧洗浄機」なるものがあるとは驚きましたが、「専用の道具」を使うからこそすみずみまでキレイにできるのかもしれません。
この専用の高圧洗浄機で、丁寧に薬剤を洗い落していくと…
エアコンをすすいだ後の「汚れた水」が、バケツにどんどん溜まっていきます。
透明だった水の色が、恐ろしい色に変化しました…!
エアコンの洗浄水 Before!
After!
ま~っ黒で、ぎょっとしましたが、「8年分のカビ・ホコリ・汚れ」がこんなにもあったのかと思うと、臭いがしたのも納得です…。
毎日こんな「カビの間を通った空気」を吸っていたとは…!
「上部のアルミフィンの汚れは外に排出されるので、これは下側のシロッコファンの汚れです」
と聞いたのですが、これが下側だけの汚れということは、この倍は、汚れていたということですね…!?
エアコンクリーニングをお願いして本当に良かったです!(涙)
1階のエアコンも、同様にカバーを外して
ビニールカバーをとりつけて薬剤を吹きかけ、カバーやフィルターを丸洗いし、本体を高圧洗浄機で丁寧にすすいでくださいました。
こちらの洗浄水も同じく、すごい色に…!
いつが最適?一年で一番エアコンクリーニングが安い時期とは
今回かかった費用は2台で14,000円だったのですが、
「年間で一番安いのは秋で、10~11月ごろだと1台5000円くらいからやっている業者もいますよ。」
とお話しされていました。
一年の中で、どのタイミングでエアコンクリーニングを頼めばいいかですが…
「暖房運転では内部に水分はたまらない(カビない)」そうなので、「夏の間に汚れたエアコンを、大掃除の前倒しで秋にクリーニングする」のが価格も安く、キレイな状態が長持ちして良さそうです。
エアコンクリーニングの頻度は、2~3年に1度で良いとのことでした。
臭いの解消だけではない、別のメリットもあった!
クリーニング後は気になっていた臭いがしなくなって本当に嬉しかったのですが、それ以外にもメリットがありました。
それは「エアコンの効きが良くなった」ことです。
今までと同じ設定温度だと寒くなるくらいなので、温度を1~2度上げるようになりました。
「冷房の設定温度を1℃高くすると消費電力が10%削減できる」そうなので、これは節電に効果あり!です。
初めて「プロによるエアコンクリーニング」を体験しましたが、作業が丁寧で早く、説明も分かりやすく、何よりカビ臭が全くしなくなって大満足です。
価格以上の価値がある!と感じたので、今後は定期的に依頼しようと思いました。
この記事を書いたのは・・・堀江麻衣
55㎡の狭小中古1戸建てをDIYしながら暮らす2児の母。「片付けの伝道師:安東英子先生」認定の美しい暮らしの空間アドバイザー。多摩美術大学で陶芸を4年間専攻。美大卒業後は、12年間学習塾で英語と国語を教えていました。