【DIY】クローゼットを子ども部屋にする:叩いてはがして引っこ抜いて、壁をぶち抜いて
皆さまこんにちは、神奈川県在住のSTYLEライターの堀江麻衣です。
我が家は15坪の土地に建つ、55㎡の狭小一戸建てなのですが、「どうしても子ども部屋を作りたい!」と、1年以上かけて「自分たちで家の間取りを変更する:DIYリノベーション」に取り組んでいます。
本日の記事は、このDIYリノベーションのスタートに行った「クローゼットの撤去作業」について書かせていただきます。
パイプを再利用してミニクローゼットを作る
上の写真は「子ども部屋をつくるために撤去するクローゼット」ですが、まずは中身を整理して空っぽにしました。
ほとんどの物は引き出しケースに入れて保管しましたが、スーツやコートなど、どうしてもハンガーにかけたいものがあります。
我が家でどうにかクローゼットスペースをとれそうなのは「寝室の押し入れ」だけだったので、そこに「ミニクローゼット」を作ることにしました。
下の写真が、クローゼットにもともとついていたパイプですが
ドライバーで取り外し、「パイプカッター」という道具で、ここから2本、50㎝弱の長さを切り出します。
同じ形のブラケット(受け金具)をホームセンターで追加購入して、押し入れに取り付けます。
サンキュ!にも「親の家の片付け」などで出ていらっしゃる「片付けの伝道師・安東英子先生」から教わったのですが、押し入れのような奥行きのある場所には、前後に2本パイプを取り付けることで収納量が格段にアップするのです。
幅約50㎝のスペースですが、20着程度かけらるミニクローゼットが完成しました。
枕棚を撤去する
クローゼットの上の方の棚を「枕棚」と呼びますが、ここを撤去していきます。
上の写真のように、「雑巾ずり」という枠に「くぎ抜き」をたたき込んで、グイッとはがします。
その後、下から金づちでたたき上げて、天板をはがすと、枕棚の枠だけになりました。
ネジでとまっていればドライバーで簡単に外せるのですが、我が家の場合はクギでとまっているところが多く、「くぎ抜きをたたき込んで引っこ抜く」という方法でバラしました。
いよいよクローゼットの解体!
クローゼットの扉は、大きく横に振ると簡単に外れました。
次に、枠をとめているビスをドライバーで外していきます。
枠を外したあと、クローゼットのドア周りの壁を夫が撤去しました。
上の写真、床の一部分が白くなっているのが見えますでしょうか。
そこが、もともと壁があった部分です。
知り合いの大工さんに教わったのですが、壁紙にカッターで切れ目を入れてから解体することで、残す壁紙に傷を付けずに済みます。
壁もぶち抜きます
上の写真はクローゼット扉周りの壁を撤去し、石膏ボードを撤去した後です。
左手の、中央に黒いスイッチボックスがついている部分が、出入り口にするためにぶち抜かなくてはならない壁です。
私の父は「家を一軒建てた経験」があり、私にとって「DIYの師匠」なのですが、父に教わりながらこの壁をぶち抜いていきます。
上の方の石膏ボードはそのまま残したいので、ドリルで穴を開けた後、のこぎりを入れて石膏ボードを切断していきます。
上に響かないように切れ目を入れ終えたら、下側の石膏ボードを取り外していきます。
べりべりッとはがしていくと、向こう側が見えました!
壁の中にあった細い材木の釘を外し、中央の太い柱はのこぎりで切断します。
もともとあった壁がなくなり、ここから出入りできるようになりました!
ここには、このあとドアを取り付け、出入口にします。
クローゼットの撤去が完了したので、次は「長男と長女の部屋を分ける壁づくり」です。
また我が家のDIYリノベーションの様子を書きますので、見に来て下さったら嬉しいです。
この記事を書いたのは・・・堀江麻衣
55㎡の狭小中古1戸建てをDIYしながら暮らす2児の母。「片付けの伝道師:安東英子先生」認定の美しい暮らしの空間アドバイザー。多摩美術大学で陶芸を4年間専攻。美大卒業後は、12年間学習塾で英語と国語を教えていました。