【過信は禁物】からだのその不調、本当に『疲れ』が原因?

2022/05/16
  • 食育指導士。スポーツ兄妹を食でサポートするママ。食と主婦歴20年で得た家事コツを発信しています。 もっと見る>>

こんにちは。毎日元気に過ごしたいと思うアラフィフのohanaです。
主婦は毎日やることがたくさんあって、疲れていても身体にムチを打って動いていませんか?
私もそんな生活を送っていましたが、健康診断を受けてその結果に驚きました。
そんな私の体験談をご紹介します。

それまでの生活

平日は週3日、パートをしていました。
子どもたちが登校する時間に一緒に家を出て、夕方帰宅して家事をこなす。
パートが休みの日は買い物や普段できない家事をして、1日が終わる。
土日は息子のクラブチームの送迎や試合の応援で朝から夕方まで出っ放し。
こんな生活だったので、夕方にはガス欠状態!
それでも1度座ると立ち上がれなくなるので立ったまま家事をなんとかこなしていました。

朝は強い方なのですが、目が覚めても、身体がだるい、身体のあちこちが痛くて血行が悪いのを実感する日々が続いていました。

健康診断を受けて…

毎年、パート先で健康診断を実施していたので受けました。
引っかかったのは【血液検査】の項目。特に【血色素量】の値が酷かったのです。
(【血色素量】とは、血中のヘモグロビン量のことで、この数値が低いと貧血や不正出血、発病の疑いが考えられるそうです。)

生理中だった前年よりも今年の方が低く、【要観察】から【要治療】になっていました。
子どもの頃から貧血は持っていましたが、妊娠中を含めてここまで酷い結果になったことはなかったので、ショックと驚きでした。

精密検査を受けることに…

健康診断の結果を持って病院へ行くと、再度採血をして細かい項目の検査をしました。

その結果、体内で鉄を貯えておく【フェリチン】の値が異常に低かったのです。
私の場合は、体内の鉄貯金がほぼゼロの状態!これが疲れの大きな原因だったようです。

食事とサプリメントで治療

管理栄養士の先生に食事の指導をしていただき、タンパク質を多く含む食材を積極的に食べるように言われました。
レバーはもちろん赤身の多い牛肉や豚肉、小松菜やほうれん草、がんもどきや厚揚げなど
普段からよく口にしていましたが、私の場合は量が少なかったようでお肉なら1度に200gを目安にするようにとのこと。

ただ、食事で全てを改善するのは難しいので一緒にサプリメントも飲むように言われ、
市販の鉄を含むサプリメントを毎日飲みました。

再度検査して…

上記の治療を続けて3ヶ月後、再度検査をしたら数値が3倍に上がっていました!
続けていくうちに、身体のだるさが軽くなっていくのが実感できていました。
それでも、私の数値は基準にはまだまだ遠いので現在も継続して治療をしています。

これから暑くなる季節は体力の消耗が激しくなるので、サプリメントよりもより強い鉄剤に変えてもらいました。
鉄剤は便秘になる副作用があるので、自分のリズムで飲んで良いと言われているので体調と相談しながら服用しています。

服用した翌日の目覚めがスッキリしていて、だるさがほとんどないのでスムーズに起き上がれるようになりました。
次回の検査でどんな結果が出るか、楽しみです。

あくまでも私個人の感想

今回ご紹介した内容はあくまでも私自身の経験です。
思い当たると感じた方はぜひ検査をすることをおすすめします。

再検査に行った病院の先生がこうおっしゃっていました。
「世の中のお母さんたちはお子さんや家庭のことばかり気にして、自分のことは後回しになっているんですよね。
身体の不調を感じても疲れてるだけ!と過信してしまうのが怖いんですよ。」
私も仕事や子どものことで忙しくしていて、自分のことはどうにかなると思っていました。
しかも、「貧血なんて、ちゃんとご飯食べてたら大丈夫!」と甘くみていました。
今回のことで、貧血も病気のひとつできちんと治療することが大切だと実感しています。

忙しくても少しでもいいから自分のことを見つめる時間を持つように心がけたいですね。

■この記事を書いたのは…ohana(おはな)
高1、小5のママ。元サンキュ!ブロガー。食育指導士。
料理嫌いから料理教室で1から基礎を学んで料理好きに転身
スポーツをする兄妹を食でサポートするためにバランスを考えた献立を日々考案中

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