【転勤族】異なる地域への引っ越し。天気による避けられない不調がある!!

2022/06/02
  • 食育指導士。スポーツ兄妹を食でサポートするママ。食と主婦歴20年で得た家事コツを発信しています。 もっと見る>>

こんにちは。転勤族の妻ohanaです。
この春、初めての土地で新生活を始めた方もいらっしゃると思います。
東西南北に広い日本は地域によって気候が違い、それに慣れるのも一苦労です。
関東育ちの私が初めての土地で経験した気象にまつわる不調についてご紹介します。

無気力

まずは、東北で経験したお話。

関東地方の冬といえば、晴天と乾燥が代名詞。
そんな環境から一転、『東北地方の豪雪地域』に住むことに!

同じ日本なのに真逆の冬景色で、雪やつららが物珍しくて最初の頃は様々な発見にワクワクしていました。
でも、降りやまない雪やドカ雪、空を見上げてもどんよりとしたグレーの雲、雪でモノトーンの街並みに気持ちも沈みがちに。
友だちに会いに行くにしても、雪道の運転は危険がたくさんあって、雪道運転初心者の私には恐怖でしかなくてあきらめざるを得ませんでした。
それまでは誰かと会って話をするのが当たり前だったのに、それも気軽に出来ない。
どんどんと気持ちが沈み、『無気力』の状態になっていきました。
病院に行くほどの事ではない、そう思って約3ヶ月は抜け殻のようでした。

その当時は今と違ってここまでSNSが普及していなかったので、気軽に誰かと交流も出来ないご時世。
子供が通っていた幼稚園のママ友やご近所さんが気にしてくれて、会いに来てくれたことで本当に救われたと今でも感謝しています。

もうひとつ救ってくれたのが、地元のラジオ局!
住み始めた頃から地域のことを知りたくて、地元のラジオ放送を聞いていたのですが、
パーソナリティの方やリスナーさんの経験談などを聞いて、自分だけの変化ではないことを知って気持ちが軽くなりました。
それからはほんのちょっとでも日差しが差し込むと外へ飛び出して、思いっきり太陽光を浴びてモヤモヤを吐き出していましたよ。

めまい

次は九州で体験したお話。

毎年秋になると台風が日本列島を縦断していきますね。
関東では勢力が落ちてきた頃にやってきますが、九州は最盛期の状態。
人間で表現すると若者?なので、暴風や豪雨もひどく被害も甚大!でやんちゃ盛りです。
日本周辺の平均気圧が1013ヘクトパスカルなのに対して、最盛期の頃は950ヘクトパスカルを下回るほど!
この気圧差が急激にやってくるので、身体がついていきません。
その中で出た不調が『ひどいめまい』でした。
起きていても、横になっていても、襲ってくるので、自分がどうにかなってしまうのではないかと恐怖でしかありません。
気圧差は上昇する時にも起こることを知らなかったので、メンタルも不安定に。
さらに、台風が立て続けにやってきたので、慣れない気圧の乱高下に収まるのを待つしかありませんでした。

台風が過ぎ去っても、耳の不調が続いたので病院を受診すると、気圧差によるものとの診断でした。
翌シーズンからは台風が来る前に薬を処方してもらって過ごすようにしています。

時間のズレ

最後は九州で感じた感覚のお話。

東西に約3000㎞と長い日本。標準時間はひとつで進みますが、日の出・日の入り全然違います。
九州は関東と比べて30~40分も遅くなるんです。
小学校で決まっていた帰宅時間(下校後遊びに行って自宅に帰る時間)が17時で育ちましたが、
九州だと17時ではまだ明るいので、春から夏にかけて18時になっている学校も多いようです。
逆に、日の出時刻が遅いので、冬は小学生の登校時間に日の出を迎えることもあります。
たかが30分ですが、感覚で動くと支障をきたすことも!

いろんな地域間でまた違った苦労もあると思います。
広い日本で地域によって気候などが異なるのは承知の上なのに、1歩踏み込んだことまではニュースなどであまり紹介していないようです。
地元の方々が当たり前のようにしていることも、新参者には大変と感じることも少なくありません。
だからこそ、事前にいろんなことを知っておくと不安が軽くなると思います。
同じ環境、同じ経験をされた方に勇気を出して聞いてみるもの良いのではないですか?

■この記事を書いたのは…ohana(おはな)
高1、小5のママ。元サンキュ!ブロガー。食育指導士。
料理嫌いから料理教室で1から基礎を学んで料理好きに転身
スポーツをする兄妹を食でサポートするためにバランスを考えた献立を日々考案中

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