【入学準備】練習しておこう!給食の時間に困らないために教えておきたいこと3選

2024/03/20
  • 食育指導士。スポーツ兄妹を食でサポートするママ。食と主婦歴20年で得た家事コツを発信しています。 もっと見る>>

主婦歴20年以上の経験と得た家事コツを発信しているサンキュ!STYLEライターのohanaです。

入学準備は学用品を揃えるイメージがありますが学校生活で困らないことを教えるのも大事です。給食の時間は楽しみなだけに注意することも多いですね。今回は食育指導士の目線で子どもに教えておいた方がいいことをご紹介します。

1.自分の席に座っている

自分の席にすわっている

一番大事なことは食事の時間中は自分の席に「座っている」ことです。
家では自分が食べ終わったら他の人が食事中でも席を立って片づけをしたり遊んだりできる環境にありませんか。自宅ではそれを良しとしても学校ではそうはいきません。誰かひとり席を立ってしまうと連鎖で立ってしまい先生や食べ終わっていない人に迷惑がかかってしまいます。

そこで食事の時間を決めて食べ終わってもその時間までは席に座っている練習をしましょう。テレビを見たりおもちゃで遊んだりせず会話を楽しむことで落ち着いて座っていられるようになりますよ。

2.自分で食べる

自分で食べる

次に「自分だけのちからで食べられる」ようにしましょう。今の給食はお箸を持参して食べるところがほとんどです。お箸が上手に使えないとそれだけで時間がかかってしまうしボロボロとこぼして周りの人に迷惑をかけてしまいます。お箸の使い方を練習しておくといいですね。

一緒に食べ方のアドバイスもしましょう。一口で食べられるものは何度も注意を促した方がいいですね。とくに注意が必要なものはミニトマト、うずらの卵、ぶどうといった「丸くて表面がつるっとしているもの」です。誤ってそのまま飲み込んでしまうと窒息する危険があります。低学年は歯の生え変わりで前歯が抜けている時期があり嚙み切れないのでどのようにして食べるかを教えておくと安心ですね。

さらに食事の時間が幼稚園や保育園と比べて短くなります。食べるスピードも意識するのも必要ですね。

3.準備やあとかたづけができる

準備やあとかたづけができる

小学校からは配膳やあとかたづけも全部子どもたちでするようになりますのでお手伝いでできることを増やすのもいいですね。

机を拭いたりコップを並べたりするところから始めて食べ終わった同じ食器を重ねるなどちょっとしたことができるようになってるだけで役に立ちます。さらに給食当番が始まったらごはんの盛り付けを一緒に行うとより自覚が芽生えてきますよ。 

新小学一年生の給食は4月の後半ごろから始まることが多いのでこれから始めても間に合います。お兄さんお姉さんがいるご家庭はリアルな給食の時間を再現してもらって楽しみながら練習するといいですよ。

入学前は心配なことばかりだと思いますが同じように子どもも不安です。できることが増えたらいっぱい褒めて一緒に不安を軽くしていってくださいね。

■この記事を書いたのは…ohana(おはな)
全国転勤族の妻。高2・小6の母。食育指導士。アスリートフードマイスター3級取得。
主婦歴20年の経験と多くの趣味・興味を生かしてより生活しやすい環境を探求中。
スポーツをする兄妹を食でサポートするためにバランスを考えた献立を日々考案しています。

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