【わたしのこと】10年という年月

2022/09/05
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
今では、アラフィフ真っただ中の私ですが、実はサンキュ!にかかわった年数だけで言えばまあまあ長い方なのかもしれません。

私が初めてサンキュ!に載せていただいたのは今から15年くらい前の話です。
小さな記事で、本当にうれしくて鳥肌が立ったことを覚えています。

縁あって、サンキュ!のブロガーになり、そして今はライターとしてひっそりと関わらせていただいています。

今回は、私がここ10年で変わった環境や考え方などを少しお話しようと思います。

子どもが大きくなった

写真が何もないのも寂しいので、最近作ったお菓子等を載せていきますね。
(今年初めて、かぼちゃのマフィンを焼きました。秋を感じますね…。)

15年前は、まだ子供が3人だったんですが…今では子供が4人となり、一番下の子ですら中学生になっています。

昔は子供の予定に振り回されていた毎日でしたが、少し自分の時間も持てるようになりました。

子どもたちは大きくなり、考えることや悩むことも複雑になってきました。
みんなが通る道とはいえ、今は話を聞くことに徹しています。
子どもがつらそうな顔をするときは、やっぱり切なくなりますが応援することしかできません。
美味しいご飯を作り、話を聞いてあげることが、今の私の子育てです。

親が病気になった

(誕生日ケーキを手作りしています。このケーキは、抹茶のババロアです。カルディのタルト台を使って作りました。)

子どもというのは身勝手なもので、親はいつまでも元気で自分を守ってくれていると思っています。

…まあ、私がそうだったという話ですが。

実母が大病を患った時、とてつもなく色々なことを後悔しました。

どうして、もっと会っておかなかったのか。
どうして、もっと電話をしておかなかったのか。
どうして、もっと感謝を伝えておかなかったのか。

母は、おかげさまで治療がうまくいき、今でも元気にしています。

その後、義母が大病を患いました。

コロナ禍でなかなか会いに行けなかったこともあり、同じような後悔をしました。

どれだけ会っていたとしても、感謝を述べていたとしても、足りることはないんですけどね。

義母は、気づいたときにはもう施しようもなく、亡くなりました。

発覚して4カ月でした。

コロナ禍で2年ほどまともに会えなかったので、いまだに会いに行かなかったのは正しかったのかを自問自答しています。…答えは出ませんけどね。

母たちが急病になったことで、自分たちの健康についても考えるようになりました。

年に一度の人間ドックは行っていましたが、運動をするのにジムに通うようになりました。
若い頃は、「ジムは贅沢だ」と意外と本気で考えていたのですが(笑)、リーズナブルなジムも沢山あるようです。
お金を払ってでも、運動をすることの大切さを実感している今日頃です。

地震にあって、コロナ禍になった

(チョコマフィンを作りました。子供が手伝ってくれるので、ありがたいです。)

子どもが、小・中・高・高生の時地震に遭いました。

本当に、何の前触れもなかったです。

あの日は、長子はすでに学校へ行っていて(4人の中で一番学校が遠かった)、次に小学生が出て、中学生と高校生がそろそろ登校しようかな…というタイミングでした。

地震から元の状態に戻るのに、実は一年以上もかかっています。

やっと、元通りの日常が戻ってきたかな…というタイミングで、コロナが流行し始めました。
子どもたちの中には、修学旅行に行けなかった子もいます。
学校に入学して、なかなか通学することができなかった(休校などが本当に多い数年でした)学年もありました。
ここ数年で、生活が一変しました。

だからこそ、「日々を大切にしよう」「家族を大切にしよう」「周囲を大切にしよう」と思えるようになりました。

急に家が大きく揺れて、立っていられなくなりました。
目の前でテレビが倒れて、本当に訳の分からない状態になりました。
中高生が「地震だ!」と言いながら、部屋の一か所に集まりました。
そこから、小学生を迎えに行き、高校生は(電車内で地震に遭ったので)、徒歩で帰ってきました。

余震もあるし、あちこち壁が倒れているし、信号なども曲がって別の方向を向いていたりして、すごい光景でした。

建物が全倒壊した家は(周囲では)ありませんでしたが、しばらくブルーシートを見ることが当たり前でした。

ブロガーとしてライターとして

(だいぶ前に作ったガトーショコラです。猫の顔を描くのが楽しかった!)

私はブロガーを経て、ライターになっています。
いつから始めたのかを、正直(すみません)覚えていないのですが、多分10年くらい前にはなると思います。

サンキュ!ブログがなくなる時に、記事を消していただくようにお願いしているので、もう私のブロガー時代の記事はないんですけどね。

私がブロガーになった理由は、「サンキュ!という雑誌に関わりたい」という気持ちとともにどこかで「認められたい」という気持ちがあったのではないかと思います。
主婦って、認められているようでなかなか承認されにくいものではないかと思います。
SNSが発達した今は、昔ほどではないのかもしれないですが…。
友達だっているし、家族も私に感謝してくれるけど、やっぱりそれでは足りなかったのかな?(若かったし貪欲だったんでしょうかね…)

書いていくうちにどんどん楽しくなったけど、私は何のとりえもない平凡な主婦です(笑)

これもまた、自分勝手かもですが、平凡な中でも子供のことで悩んだり、親のことで苦しんだり、何か起こるたびに気落ちして辛くなって、ブロガーの時もライターの時ももう辞めてしまおうかと思ったことが何度もありました。
そのたびに、私の心を見透かされているのか、絶妙なタイミングで嬉しいコメントをいただいたりで「もう少し頑張ろうかな」と思うようになりました。(本当に、コメントをくださる皆様には私の心が読めているのでしょうか?感謝しかありません)

私は、生来人見知りなので、なかなかコメントを残したりすることができない基本的には読む専門です。
なのでサンキュ!STYLEの記事も読むばかりでコメントを残すこともできません。
自分の記事のコメントに返信することで精いっぱいです。

ライターさんに対しても、もうファンの域を越えられないので仲良くさせてもらおうなんておこがましいくらいの気持ちです(←これで、10年過ごしているのだから成長しないったらありません。。)

私が、どこにでもいる平凡主婦なのは変わらないし、自分の生活スタイルを変えることはできないので、これからも細々と私が感じた子育てや親のこと、日常でちょっとした気づきや面白かった情報を共有できたらいいなと思います。

今回の記事は、自分を振り返る内容になりました。

最後に

いつもありがとう。

感謝でいっぱいです。

これからもよろしくお願いします。

■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
中学生から大学生まで三男一女の4人の子どもを育てる母。
サンキュ!に関わらせてもらい、かなりの年月が過ぎました。時には、自分を振り返ってみるのもいいかなと思い少し自分の今を書かせてもらいました。

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