正月に散財しすぎた! そのピンチこそ貯めるチャンスです
こんにちは。
サンキュ!STYLEライターでやりくりマニアのさださあやです。
お正月休みもひと段落。
今週から通常の生活という方も多いのではないでしょうか。
皆さん、お財布も通常に戻っていますか?
年末年始はどうしても気分も出費も特別になりがち。ボーナスが出た後ということもあり、財布の紐が緩んだままになっている方も多いのではないでしょうか。
お金を使いすぎた…と反省モードになっている方にこそ、こちらの記事を読んでいただきたい!
実は、このピンチが貯めるチャンスでもあるのです。
いつのまにかお金がない…の罠
お正月休みが終わってみると、あれだけあったはずのお金がない!
落とした? 盗まれた? いいえ、使ったのです。
不思議ですよね、貯めるのは時間がかかるのに、なくなるのはあっという間。
使ってしまったものは時間もお金も戻りません。
「散財してしまった」と後悔するよりも、楽しかった思い出を頭に浮かべましょう。
そして、その思い出と共に使った金額を裏紙でもノートでもいいです、とにかく書き出すのです。
お正月休みに使ったお金を書き出す
もちろん、覚えている範囲で結構です。
もしかしたらお財布にレシートが残っているかもしれません。
そうなればしめたもの。何を買ったか、いくらだったか書いてみましょう。
なぜなら、書くことで客観的に見られるようになるから。
そして、たいていやりくり達人は「書く」ことでお金の管理をしているのです。
サンキュ!でも毎号のように書き出すことで支出管理をしているという方が登場していますし、筆者が取材を受けた際にも編集さんやライターさんとそのような話になりました。
さあ、この機会に書き出してみましょう。
なぜ今の時期が書き出すのに良いのか
書き出すことがやりくり達人への近道とわかっていても、きっかけがないと腰が上がらないと思うのです。
いざ書き出してみようとしても、どこから書いたらいいかわからない。
何月から? 先月? 月始めのことなんて覚えてないしなぁ…。
じゃあ、またの機会に。
ということになっていませんでしょうか。
だからこそ、このお正月休みの記憶がまだ新しいうちに、そして「年末年始だけ」という限られた期間だからこそ“書き出す”ことにチャレンジしやすいと筆者は感じています。
覚えている範囲でOKとしたのは「書き出すこと」に慣れるのを目的としているから。
覚えている分だけでも書き出すことで、それが必要なものだったのか、それとも無駄使いだったのか改めて見つめなおすことができます。
もし反省材料があったとしたら、今年の手帳の12月のページにそっと書いておいてください。
「去年は外食が多かったから、簡単なご飯を先に準備しとく!」
「年末でも○○スーパーは案外安かった。今年もチェック!」
など、未来の自分が上手くやりくりできるようなメッセージを。
実はこれが案外効くのです。
お金を使いすぎた…と反省しても、時が経てば忘れるもの。
筆者は年末年始に限らず、GWやお盆などの出費も書き出しています。
そして去年はどうだったかと見返してみると、自分からのメッセージを読むまですっかりその出来事を忘れていたりします。
見返したことで思い出せば、1年前の反省をふまえたお金の使い方が出来、さらに続けていくことで使い方が年々上達してくるという好循環となるのです。
気軽に書き出しにチャレンジ!
「書く」ことがやりくりに効果的だとわかっていても、なかなかチャレンジできないもの。
始めるきっかけとして、このお正月休みを活用してみませんか。
これを機に続けられるかもしれないし、続けなかったとしても、今回だけでお金の使い方に対する気付きがあるかもしれません。
散財を散財で終わらせるか、未来のより良いお金の使い方にコマを進めるかは自分次第。
せっかくならば貯めるチャンスに変えてしまいましょう!
◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。