女性手を開いてお金を有する破産問題を破った探して空の財布

○○するだけでムダ遣いが治る!? すぐ出来るやりくりテク

2020/01/15
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やりくりマニアのサンキュ!STYLEライター・さださあやです。

私事ですが、今回のお給料で年末調整分が返ってきました。
収入に応じた税金の還付なので微々たるものではありますが、いつもより多いとなるとちょっと嬉しいもの。

あればあるほど嬉しいのがお金。
貯めていこうと決心しても、手元にあるとつい気が大きくなって…となりがちです。

今回の記事では、気の緩みからの出費を抑えるコツを紹介します!

なぜ何となくお金を使ってしまうのか

思えば筆者もやりくり初心者の頃は、ちょっとしたことで「疲れたから」「ご褒美だから」とちょこちょこと使っておりました。
そうすれば当然、手元には残りません。

ある時、気付きました。
これでは貯まらない、貯まるわけがない。

なぜ必要でないものにもお金を使ってしまうのだろうか。
そう思って家計管理ボックスを見ると、そこには現金が…。

我が家は(今もですが)、月予算を決めて生活していました。
とはいえ時給で働く筆者のお給料は月によって変動。よって少ない収入で予算を組み、多い月は「いざというとき予算」として、余ったお金を現金で管理していたのです。

出会いがあれば、別れもある。
福沢さんや新渡戸さん、夏目さんと目が合ってしまったら、あの方々が出ていかれるもの当然の流れ…というのは言い訳。

要は、知らず知らずのうちに

お金が「ある」状態=「使ってもいい」思考

になっていたのです。

無駄に使わないためにどうするか

「いざというとき予算」だったはずなのに、割とハイペースで使ってしまっている現状。
我が家にはそんなに「いざ」がやってくるのでしょうか。

いいえ、これは自分で「いざ」を作ってしまっている状態。
本当は使わなくてもいいのに、お金はあると気が大きくなっているだけなのです。

じゃあ、使わないためにどうするか。
ストイックを追求する? 罰則を設ける? いや、辛いのは嫌だ。
そうであれば、この方法はどうだろうか!

「簡単に使えない」状態を自分で作る!

ニットの帽子を被った少女
Hakase_/gettyimages

結局のところ「ある」から使ってしまうのです。だったら、その「ある」状態をなくしてみる。

手元で現金管理は楽なのですが、その分気も緩みがち。
なので、銀行に預けておき、使う時だけおろすという方法を選びました。

パッと使いたいときに使えないので面倒な方法です。
ATMに行かないとお金が使えないし、休日や時間外におろそうとすると手数料がかかるし。

更に筆者は、最寄りの銀行ではなく、“ATMは割と近くにあるけどいつもの行動範囲にないのでお金をおろすにはちょっと面倒な”銀行に預けることにしました。

結果的にこの「面倒」が効果を発揮し、滅多なことでは使わなくなったのです。

まとまったお金を銀行に預けるメリット

KangeStudio/gettyimages

自由に使える予算分の現金を銀行に預けるだけで、無駄な支出が減りました。

それだけでも成功ではあるのですが、実は他のメリットも実感することとなるのです。

それは、感情でお金を使うクセがなくなったこと。
突発的にお金を使う機会が減ったので、普段の支出もしっかり考えてから使えるようになってきたのです。

強制的に「ない」状態を作っていたので、いつのまにか「ない」状態になれることができました。
いつのまにか手元に現金を置いていても「使っちゃおうか♡」という気分にならなくなったのは大きな成長だと思っています。

今では、予算以上の収入があった場合は手元に現金を置いて管理しています(やっぱり手元の方が楽は楽なんです)。
だけど、それができるようになったのは「銀行に預ける」「簡単に使えない状況を自分で作る」という期間にお金を計画的に使う練習ができたから。

もし、今あればあるだけ使っちゃうということに悩んでいる方がおられたら、この方法も検討してみてくださいね。

◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。

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