お手伝いは1月始まりが吉!気になる長続きのコツは?
こんにちは、ライフオーガナイザー 木村みずきです。
2020年、なんだかキリの良い年ですし、例年以上にやる気に満ちあふれている方も多いのではないでしょうか。
私もその一人、発信したいことが山ほどあります!が、なにぶんマイペースなのでどうぞ気長にお付き合いくださいませ。
それはさておき、1月はお手伝いをスタートするのにぴったりってご存知でしたか?
ということで、今月のテーマは【お手伝い】
新しいことにチャレンジしやすいこの時期を上手に使って、子どもにうまーくお手伝いを続けてもらうコツをご紹介したいと思います。
この方法、旦那さんにも使えますのでぜひご家族でお試しくださいね。
おすすめは「1年おまかせパック」
皆さんはどんなふうにお手伝いをお願いしていますか?
家事の手が足りない時にその場でお願いしたり、お風呂掃除したら10円、などとうまくお子さんのやる気を引き出しているご家庭もあるかと思います。
お金や働くことについて学ぶ良い機会になりますよね。
でも我が家はお手伝いにお金は渡していません。まだ子どもが小さいのもありますが、どちらでも良いと思っています。
それはなぜかと言うと、お金を自分で稼ぐ喜びを感じることよりもまず「家族の一員として自分は大事な役割をもっている!」そう思えることが子どもの成長にとって何よりの力になると思っているから。(夫の成長にも!)
だから「この家事はあなたね」と1年間お任せしています。いわゆる契約社員。
1年経って、もっと向いていることが見つかったりレベルアップできそうなら、他のお仕事担当に任命します。部署異動や昇進ですね。
4月始まりでも良いのですが、園や学校など生活環境が変わることも多く、子どもたちも疲れがち。
年初めなら自然と新しいことにもチャレンジしやすい雰囲気なので、今年の目標に入れても良いですね。
お手伝いが長続きするコツ
我が家はこんなことに気をつけてお任せしています。
・まず子どもが得意(好き)なことを見極める
・何を任せるかは一緒に決める
・やり方には口出ししない
・長い目で見守る(いつもやらなくても良しとする)
・やりなさい!は言わない(お願いするのはOK)
・やってくれたら事実を認める、感謝する
・中だるみしてきたら、もっと良くなるやり方を考えてもらう
何よりも大切なのは、やったことを認めてあげること。そして感謝。
だって、ママの笑顔が1番のご褒美なんです!
特に、小学校低学年までのお子さんには効果的面です。
「自分がした仕事で家族が喜んでくれた」この体験の積み重ねが子どもの心を強くしていってくれますよ。
うまくいかない時の裏ワザ
とはいえ、最初からなかなかうまくいかないのは当然。「あ〜もっとここしっかりしてほしいな」なんて思うことも多々あると思います。
そんな時の裏ワザ。口出しではなく、逆にほめる!
例えば、お風呂掃除で隅の汚れが気になったら、「バスタブの隅までお掃除してくれたのね!よく気がつくじゃない〜!」と伝えます。
そうすると、あれ?そうだっけ?と思いながらも「自分は隅々までよく気がつくんだ」と潜在意識に残ります。
ここでのポイント。ママは言ったら忘れること。
できていない一点を見てしまうと自分がイライラしてしまいますからね。
不思議なことに、そのうち隅まで綺麗にしてくれるようになりますよ。
それから中だるみしている時は、お仕事風に「〇〇担当さん、そろそろお願いできますか?」といつもと違う口調でお願いしたり。
夫には「巨匠、お願いします!」と偉いポジション名をその時々でつけます。
先日、洗面所担当の娘には「もっと洗面所を素敵にするにはどうしたら良いと思う?」とアドバイスを求めてみました。
すると「色が寂しいからポプリを飾ろう!」と張り切って、折り紙で作った入れものにポプリを飾ってくれました。
皆さんもぜひお子さんの好き・得意をうまく引き出しながら、長い目でお手伝いさんを育ててみてください。
そしてママは忘れる・見ないフリ訓練!
大丈夫、いつのまにか強力な助っ人のおかげでママも楽になっていますよ。
◆この記事を書いたのは・・・木村みずき
ライフオーガナイザー 。「ママの幸せが家族の幸せをつくる」をモットーに、空間・思考・感情をやさしく紐解き、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援しています。