怒りは良くないもの?あなたに教えてくれる大事なサイン
今日もお疲れさまです、木村みずきです。
梅雨時期は変わりやすい天候になんだか気分も落ち込みやすいもの。
そんな天気と連動してなのか、私の周辺では何かしらの「変化」を迎えている人が多くなりました。それも怒りを乗り越えて、心境の変化に気づくというパターン。
本来、怒りは誰にでもあって当たり前のものなのですが、怒りを出すのは良くないからと我慢してきた方も多いのではないでしょうか。
今日はそんなあなたに向けて、怒りには違った一面もあるよというお話をしたいと思います。
怒りは出すか出さないかではない
まず、あなたにとって「怒り」とはどのようなものでしょうか。改めて考えたこともないかもしれませんが、ふと思い浮かぶ言葉をあげてみてください。
・怒っている人には関わりたくない
・怒っても仕方がない
・怖い、何も考えられなくなる、コントロールできない
色々あると思います。ただ共通して言えるのは、多くの人は「怒り」というと「怒りを出すこと」をイメージするのではないでしょうか。
そうなると、怒りを出すか出さないかの二択になってしまうので、どちらにしても結局良くないものとして見なされやすい。実は、これでは怒りが出している大事なサインに気づくことができないのです。
あなた自身の感度を上げる
日頃から怒りを出すまいとしている私たちにとっては、怒りを見ないようにするという習慣がべったりとしみついています。だから漠然と気持ちが落ち込んでいる時でも、まさか自分の内側に怒りが潜んでいるなんて思いもしない。
結局、本当は大切にしたかった気持ち=心のど真ん中にはほとんど気づけないまま。だからモヤモヤし続けるのです。
そんなあなたにやってほしいことはただ一つ。日頃から、怒りを出すか出さないかの前に、あなたの中に怒りはあるのかないのか。あるとしたら何を大事したかったのだろう?自分に問いかけてみてください。
いつも周囲に十分気遣ってきたあなたならきっと気がつけるはずです。今だけは周囲以上に自分に気づける感度を上げることを優先してみてください。
自分に気づけたあなたにとっては、もう怒りは良くないものではないはず。そして自分にとっての大事を見つけたあなたがやりたい行動は、きっとこれまでとは違うものになっていると思いますよ。いつも応援しています。
この記事を書いたのは・・・木村みずき
あたまとこころのやさしい整理術
「家族の幸せと自分の幸せは両立できる」役割が多すぎて自分を見失いがちな子育て女性が本来の自分らしさを取り戻せるように、夫婦・親子・自分…家族それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。家族相談士。