つい口うるさく言ってしまう人に必要なのは忍耐力より〇〇力!
今日もお疲れさまです、木村みずきです。
子どもの夏休みも終わり、2学期が始まりました。生活の変化に疲れが出やすいこの時期、グダグタしている子どもに親まで影響されてイライラ…なんてことはないでしょうか?
今回は、つい身内にはセーブがきかず口うるさく言ってしまう、そんなあなたにぜひ知っていただきたいお話です。
言わずにいられない理由
つい子どもや夫(妻)にグチグチ言ってしまう、そんなことは誰しも経験があるかと思います。でも止められなくなってしまう前にサインが出ていたこと、気がついていましたか?
口に出すまでではなくても、それは違うんじゃないの?という『小さな違和感』をきっと抱いていると思うのです。
でもそんな小さなことでマイナス感情を持っている自分は大人として、親として、妻(夫)としてあまり素敵じゃない。良くないことだと思っているから、とりあえず無視する。
でもこの「無視」が結構恐くて、マイナス感情は認められないと悲しい、腹が立つ、許せない…!とかえってムクムク大きくなってしまうのです。
そのまま放っておくと、ふとしたイライラスイッチで想像以上の大爆発!なんてことにもなりかねません。普段物静かな人が怒ると恐いというのはまさにこれですね。
ガマンは対処療法でしかない
大人になるとどうしても我慢しないといけない事が増えます。でも人間の忍耐力のキャパシティなんてそんなに変わらないです。だから外で物分かりのいい人こそ家庭で爆発しやすい。
外で沢山我慢して頑張りすぎているから、家庭では「私はこんなに頑張っているのに!」となるのも無理はありません。そして言いすぎた…と反省。またガマン。そしてグチグチ…
それを繰り返しをしているうちはその場しのぎでしかないのです。このままでは本人だけでなく家族も苦しくなってしまいますよね。
想像力が抜け道になる
そんな時こそ必要なのが「想像力」です。
例えば子どもの場合。学校から帰ってきた後、いつになくダラダラと何もしない。声をかけたにも関わらず、夜になっても宿題ができていなかった…
ここで一言発する前に、一呼吸置いて想像力を使ってみましょう!
そういえば昨日寝る時間が遅かったな。今日の給食はあの子の苦手なものがあったから、あまり食べていないのかな。
いつもより下校時間が遅かったし、帰りに雨も降っていたから疲れているかな。
もしかして宿題の量が多いのかな、それか難しいのかもしれない・・・
と、ダラダラして宿題が進まない背景をできるだけ沢山想像してみます。根拠はいらないので、思いつくままイメージしていけばOK!
次に「まるで自分が全て体験しているかのように」ありありと想像しながら全身で感じます。
さあ、どんな気分になりましたか?
これで終わらせるとただの妄想になってしまうので、最後にちゃんと子どもに答え合わせをしてみてくださいね。自分が想像したことが子どもの感じたことと合っていたかどうか聞いてみること。
もしかすると、今までのグチグチ会話からは出てこなかった言葉や表情、態度が子どもから返ってくるかもしれません。それはあなたが子どもの側に近づいたことによって、今まで引き出せなかった一面を引き出せたということ。
これによって少しずつお互いの理解が深まり、目に見える結果だけで一喜一憂しなくなります。
もし小さな違和感にイラッとしたら、まずそんな自分を無視しない。そして想像力を使って相手の側にうつってみる。それから違和感の答え合わせをしてみませんか?
どうか想像力があなたとあなたの大切な人にとって我慢ではない抜け道になりますように。
この記事を書いたのは・・・木村みずき
あたまとこころのやさしい整理術
「家族の幸せはママの幸せから」役割が多すぎて自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。